読みやすいnote を書く方法
なんかえらそうなタイトルで申し訳ない。(最初に謝っておく)
いつもいろんな人の note を読んでいるのですが、すごく読みやすくてサクサク読めるものもあれば、ひたすら冗長で「一体何が言いたいんだ…?」というもの、せっかく面白そうなテーマで書いているのに、めちゃくちゃ読みにくくて挫折してしまうもの… 等々いろいろあります。
まったく余計なお世話ながら、見てて、もったいないなー!と思うことが結構あるので、ホントに僭越なんですけど、「こう書くと読みやすくなるよ!」という内容でちょっと書いてみたいと思います。
あと、「みんな… この機能を使うんだ…!これさえ使えば、読みやすくなるだけじゃなく、自分もかなり書きやすくなるぞ!」という機能があるのでサクッと紹介します。
(って、「オマエの note がそもそも読みにくいわ!」と思ったらスマソ…)
作文の基本
私は文章作成のプロでもなんでもないのですが、過去には小論文だけで大学入ったり、ウェブライティングで小金を稼いでいたこともあり、note についても「文章読みやすい」と言って頂くことも時々あります。(すっかり忘れていたが、某〇グーワークスのプラチナライターテストに一発で合格したこともありました笑)
なので、一応それなりの素養はあるはず… と思っております。
で、読みやすい note を書くために、ふだん私が一応気を付けている点を挙げてみたいと思います。まあ、基本的に好き勝手書いているので、毎回必ず注意しているわけでもなく、そもそもたいした内容ではないんですが。
①文体を揃える
②誤字脱字、誤用に注意
③文字数、構成を気にかける
①は、「ですます体」のような丁寧語で書くのか、それとも「~だ、である」といった文体にするのか、ということです。(今ググったら、それぞれ、敬体、常体と呼ぶらしい。へー。)私も結構まぜてしまいがちなんですが、一般的にはこれが統一されてないとリズムが狂うので読みにくくなります。なんとなく個人的には、敬体の方が note 向きのような気がする… なんとなくね。あと、口語っぽいのもアリかな…?
ちなみに、読んだ時のリズムとか語感というのは、実は私は非常に気にしております。このへんにちょっと気をつけるだけでも、結構読みやすくなるんじゃないかなあ。あと、漢字カタカナひらがなのバランスとか、読点の位置もわりと気にしてます。
誤字脱字、タイポ、誤用。これは私もめちゃくちゃやってしまいがちです。なぜかアップした直後に気づくのよね… (めんどくてそのまま放置してるのもあります…)まあ多少であればスルーして読めるんですが、結構肝心なところを間違えていて、その分全体の意味が分からないとか、まったく逆の意味になってしまっているケースもわりと見るので、アップする前に必ずレビューすることが大事ですね。
それから、最近よく見るのが漢字の間違い。「店員」を「定員」と書いてたりとか… まあ、単純にアホに見えるのでできるだけ避けましょう。あと、アホに見えるだけじゃなくて、せっかくいいこと書いてたとしても、一瞬で説得力を失いますので、ホント、お互い気を付けましょう。
文字数なんですが、私も毎回狙って「〇千字に収めるぞ!」とかはやってないんですが、体感として、まあ普通かなと思うのが3千字くらい?ちょっと長くなっちゃったな、という場合で5千字くらいの感覚です。
これは内容にもよりますし、〇千字くらいがいい!とかそういうものではないので、ただの目安ですね。ただ、よっぽど中身が濃い内容とかじゃない限りは、3~4千文字くらいが限度かなあと。これはマジで私の感覚でしかないんですが、もっと短い方がいいって人もいるだろうし、プロの意見を聞いてみたい。ちょっと長くなっちゃったなあというときは、間に画像を挿入したり。
あと段落とか改行についても、あんまり文章を詰め詰めにしないように、けど、変なところで切れないように気をつけております。やっぱ、文章が隙間なくびっしり並んでいると「うっ」となる人が多いのではなかろうか。
note に限らず、今はスマホから読む人が多いのかなと思うので、そのへんのイメージもしつつ、抵抗なく最後まで読んでもらうための試行錯誤が必要ですね…
そして、構成!
構成って考えると身構えてしまう感じがあるんですが、これが今回一番声を大にして言いたいところなんです。次で詳しく書きます。
note の便利機能を使おう
もったいぶってもしょうがないんでサクッと書きますと、皆さん、ぜひ目次機能を使いましょう。これ使うだけで、めちゃめちゃ書きやすく、そして読んでもらいやすい note が書けます。
これ、目次を自分でイチから作る必要なくて、左側の + から、目次機能を選択するだけ。そしてその下から文章を書き始めて、適宜、小見出し、もしくは大見出しを設定すると、自動的にそれが目次のスペースにリンクされていきます。
これ何がいいって、自分が書くときに、構成を考えやすくなるんですよ。
私も前は、なんとなく書き始めて、ダラダラダラ… とそのまま書き散らかしていたんですが、特に長くなってくると、読み手にとってはすごいストレスになります。たとえば岸田奈美さんくらいの化け物な文才があれば別ですが、ふつうの人が書いたとりとめのない文章って、ほぼ読んでもらえません。
かといって、書き始める前にわざわざ構成を考えて… とかもダルいと思うので、この目次機能を使います。最初に目次を設定して、見出しだけをポンポンと作っておくのが良きかと。
文章の三本柱を意識する
それから、以前書いたこの note(この頃は目次機能使ってない…)でも触れた通り、北米には確立された作文ルールがあります。IELTS とか受けたことのある人はすごくなじみがあると思います。
再度書きますと、
イントロダクション
ボディ
コンクルージョン
の三本柱で文章を作っていきます。論文に限らず、メールやプレゼンにも応用できます。これを意識すると、すっきり要点を押さえた読みやすい note が書けると思います。
私が最近意識しているのは、まず最初に「今日は〇〇について書きます」とお題を明確にする。併せて、どうしてそれを書きたいと思ったのか、そのトピックについての背景などをさらっと書きます。前振りってやつですね。
で、中身を3つくらいに分けて書きます。ここで目次機能を使います。
そして最後に、まとめをサクッと。(私はこれが特に苦手…)
マジで、目次機能の発見と、これらのことを心掛けるようになってから、かなり書きやすくなりました。そして、他の人の note を読んでいて、せっかく面白いこと、興味深いことを書いているのに、↑ができていないばっかりに、めちゃくちゃ読みにくくなっているのを見ては、「うおおおおおおおおもったいないいいいいい」と悶絶する日々。
(ちなみに先日読んだ note 、タイトルも興味を惹くもので、中身も面白い、が、タイトルと中身と結論が、見事なまでにバラッバラで、びっくらこいたことがありました。多分、書いているうちに内容がタイトルからそれてしまったのかなあ… すごくあるあるなんだよね…)
そんなわけで、せっかくの note、できるだけ多くの人に最後まで読んでもらうためにも、基本的なことに気を付けて、目次機能を活用、そして構成に気を遣うと良いよ、というお話でした。
もちろんみんながみんな、同じフォーマットに沿う必要はないし、「うるせぇ!好きなように書かせろ!」とか、「別に誰にも読んでもらえなくていいんです。好きで書いてるだけなんで」っていう人も多いと思います。
が、読んでてもったいないなーと感じることが多かったので、余計なお世話&僭越ながら書かせて頂きました。
誰かのお役に立てましたら幸いです。では~!