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締め切りまであと5日! NASAが名付け親募集

 NASA(アメリカ航空宇宙局)が今年7月に打ち上げを予定している火星探査車「Mars 2020(マーズ2020)」。なんと今、その探査車につける名称をNASAが募集しています。

 その名前を募集している探査車は6輪で、車輪と本体は若干のアームで延長されて繋がり、本体にはカバーがなく機材が多数取り付けられています。本体の中央には、垂直に伸びる大きめのカメラボックスが据え付けられています。昨年末に初めての試験運転が実施され、報道陣に探査車が公開されましたが、公開されていた設計イメージ図どおりの仕上がりでした。
 探査車には、当然ミッションに用いられる様々な機材が搭載されます。23台のカメラを始めとして、レーダー、アンテナ、バッテリー、アームなど。もちろんそれらを制御するためのコンピュータと断熱装備、ヒーターなども含まれます。今回の火星探査では、生物の痕跡を確認することが大きな目標の一つとなっており、その調査のための化学分析用のレーザーなども搭載される予定です。

 昨年、NASAが「火星ローバー“同乗者”を募集」として、探査車に搭載するマイクロチップに名前を記録するキャンペーンを行いましたが、今回は名付け親になろうというキャンペーン。
 現在は、全米からの28000件の応募の中から最終候補となった9つの中から、どれを選ぶかという段階です。投票の締切まではあと5日。どのような名前が上がっているのか、興味のある人はサイトを覗いてみていかがでしょう。

Name the Rover Contest - NASA Mars
https://mars.nasa.gov/mars2020/participate/name-the-rover/

(写真)NASA Mars2020 Rover スケッチ

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