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コラム 01

 「ミレイユの右へ」は、2019年(令和元年)9月17日から、2020年12月22日まで計66回に渡って青森県弘前市に本社のある地方紙「陸奥新報」に週一で連載された新聞小説である。

 当時の文化欄担当者が、新聞記者をやっていた怪談作家の高田公太さんで、お誘いがあった際には著者が北九州市在住であるので、「えっ? 青森? それこそ文化が違うくない?」と思ったものだが、氏の大雑……懐の深い助言によって、主に北九州市を舞台にした小説でもOKということになった。
 連載担当も高田氏で、おかげで落としかけたり、落としかけたり、落としかけたりしたわけだが、結果的にはアラ不思議、無事に連載を終了することが出来た。
 まあ、毎週必ず締め切りがあるというのは、相当な作家力が要求されるので、非常に得がたい経験ではあったと思う。

 内容は、普段やっている「怖い要素」が一切無しの……ジャンル分けはどうも「少女小説」ということになってしまうらしい。

 ポツポツと直しを入れたりして公開していくので、ペースは遅いとは思いますが、良かったら読んで頂けたらと思います。

 「ミレイユって何?」って思った方も多いでしょうが、それは話がある程度進んでからまたコラムで紹介します。

 バブル前期の北九州の街をまずは、お楽しみ下さい。

 


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