帰属意識を高めるためには何が必要なのか

お久しぶりです。
GWに入り時間ができたので投稿しようと思い書き始めています。

以前プロサッカーチームの試合を見に行った時にサポーターの応援の熱に驚きました。会場ではサポーターの中の応援団長のような人の先導によって他のサポーターの人たちが応援歌を歌ったりしていました。心臓に響くくらい迫力がすごかったのを覚えています。

このサポーターの人達の大半が社会人で、休日の自分の自由な時間をつかって好きなチームの応援をしていると考えると、サポーターの人たちにそこまでさせるものは一体何なんだろうか。
それは帰属意識ではないかと考えています。
帰属意識とは:組織に所属しているメンバーがもつ「組織の一員である」「組織に所属する仲間である」という意識のことです。 企業だけではなく、その中の部署やチームも含まれます。 企業では、帰属意識を「企業の業績に貢献するために頑張る忠誠心」とも考えることができます。(ネットで適当に引っ張ってきた定義です)

上述した帰属意識が高いから自分の所属している組織のために自分の時間を割くことができるのではないかと考えます。スポーツチームのファンの人々は全員がチームに対して高い帰属意識を持っているから、自分の数少ない休日をチームの応援に好んで充てることができるのだと思います。

ここで「組織」の定義について少し触れます。
組織というのはただの人の集まりではなく、全く同じ目的、もしくは同じような目的を持った人の集まりのことをいいます。
組織の目的と個人の目的が近ければ近いほど個人は組織に対して高い帰属意識をもつと思います。

例えばプロスポーツチームを例にすると、「組織の目的」は「試合に勝つ」ことで
「個人の目的」も、「自分の応援するチームに勝ってほしい」であることがほとんどで組織と個人の目的が同じ方向を向いており高い帰属意識が醸造されているのが側から見てもよくわかる。
また、あるコンビニの店舗を例にすると「組織の目的」は「人々が必要なものをいつでも提供する」ことで、「個人の目的」は「楽にお金を稼ぎたい」ことが多く組織と個人の目的は異なった方向を向いており高い帰属意識を醸造するのは困難だと思うし、実際に感じ取ることはできない。

勝負の世界では勝つか負けるかしかないので組織と個人の目的を揃えるのが比較的簡単だと思います。しかし、社会には世の中に価値を提供したい、お金を稼ぎたい、プライベートの時間を確保しながら程よく働きたい、といったように様々な価値観が混在しているので組織と個人の目的を揃えるのは至難の業である。採用時に会社の理念目的をしっかり伝えた上で本当にマッチしている人だけを採用しなければならない。

以上色々と言いましたが、結論としては「帰属意識を高めるためには組織と個人の目的が同じであることが必要だと考えます」ということになります。

ただ、今の日本の就活では個人が自分と同じ目的をもった組織を見つけるのは困難だと思います。というのも日本のほとんどの高校生において大学入学というのは「目標を叶えるための手段」ではなく「ゴールそのもの」になっているからです。

これ以上書くと長くなるのでここまでにしたいと思います。
ぜひいいね、コメント、内容に対する個人的な意見等していただけると嬉しいです。

おやすみなさい。

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