見出し画像

ここからはじまるABC -2024 J3第1節 vs. SC相模原-

去年の暗黒を気づいたら忘れて開幕を心待ちにしていた皆さんこんばんは。
まあTMでの好調とか心強そうなベテラン勢の加入とかリアリスティックでいて熱そうなイケメン監督とか今年は行けるかもしれんと思わせる要素がたくさんありましたのでね。

シーズン中盤以降はいろいろありミクスタには多分行けそうにないので、開幕くらい行っとくかとホームに遠征してきました。(遠方サポのため)
試合自体は残念なことに負けましたが、多くの人が言っているように去年とは違う期待できる姿は見せてくれたんじゃないかなと思います。やってること目指してるものは間違ってないと思うので、早い段階でひとつ結果を得られればいい流れに乗れそうという印象。

トークイベントの井澤・髙橋

公式もかなり推してますが、今年の井澤春輝の気迫に期待してるのでユニフォームも14にしましたが初戦はベンチ外。早いとこピッチでフルパワー発揮してほしいところ。

通常負け試合を見直すことはないんですが、この試合に関しては負けた感もなかったのとスタジアムで見てる印象との違いがどんなもんか見たかったので改めて見てみました。それでちょっと思ったところなどを。

①DF-ボランチ間でのパスミスなどによるロスト
後半はほぼなかった気がしますが、前半けっこう多かった印象。相模原の拙攻と杉山・工藤のカバー力で特に問題にならずにリカバリできてたものの、もっと上のレベルのチームだとクリティカルなピンチに直結してもおかしくないのがちらほら。まだ連携に向上の余地がありますね。伸びしろですねえ!

②永井に楔が入ったときの二列目以降の動き
永井が多少アバウトでもかなりしっかり収めてくれてたので助かりますね。永井に入った楔をトップ下の矢田orボランチにはたき、そこから両ウイングに展開してもう一回中で永井がもらうような形が一番綺麗なパターンかなと思いますが、はたいた先で牛之濵・スンジンがどこで受けるのかのイメージがまだ共有しきれてない感。矢田がいる間はそこのズレを旭さんのテクとファンタジーで帳尻合わせてくれてた感じがあるものの、交代以降は平山に旭さんの展開力を期待するのは酷なので、牛之濵とかが気を利かせすぎてちょっと位置取りで同じ絵が描けてなかったかなと。それでも後半永井が仕留められなかったゴール前での細かい崩しなどの場面はあったので、繰り返してそれぞれの欲しいところやりやすいところを理解していくことですよね。伸びしろですねえ!

③SBにボールが入ったときの出しどころ
後半牛之濵が交代する前の辺りからずっと気になってたんですが、SBにボールが入ったときに出しどころが無くて無理に前につけようとして奪われるのが多くなりはじめました。その後凜平が入った後も状況的にはあまり改善せず、後方からのビルドアップの際にサイドに展開するとすごく出しづらそうな感じは続いていました。
映像で見ると、前半はあまり外→外での進め方は多くなく、SBに振ってもそこから中を経由して外を走らせるパターンか、CBから直接旭さんに供給される場合がほとんどでした。後半から旭さんがいないのと相模原も中盤を多少締めてきたのか中にビシッと通すパスが入りにくくなり、外から展開しようとするものの全体が縦に間延びしてしまっておりSB→ウイングへのパスを狙われるようになっています。旭さんがかなりいやらしく相手の中盤の影で動き回ってフリーになってる上に卓越したテクニックで少々ズレても簡単に展開してくれてたのが改めて浮き彫りになり、怪我の具合は如何かしらと心配になるところではありますが、決して平山も悪かったわけではないので旭さん頼りになりすぎないチームになるために若手が頑張ってほしいですね。伸びしろですねえ!

瀬沼が好きです

はい。ちょっと気になった部分をまとめましたが、冒頭でも書いたようにこれまでになく次を見たくなるチームでした。
次の試合だけでなく、監督が言うように全試合が終わって本当の意味で“仕上がった”ときにどこまで行くのかがとても楽しみです。

去年からの変化で言えば、交代選手がちゃんとパワーアップになってたのがいい点だったなと。
平山はいきなりの投入+本来の役割とは少し違ったと思いますがしっかりこなしてシュートの積極性も見えました。
凜平はチームの元気印なだけありホントに必死でいつも走ってくれて助かりますし、クロスから決定機も2、3本作り出していてよかったです。
失点したあとの3枚替えは監督の意図もしっかり見えましたし、山脇の暴力的とすら言えるストライドは前目で見たいと思ってたのでかなりのワクワクでした(トップスピードのときにボールを扱う精度などがイマイチだったのが去年あの迫力でも使うのが難しい部分だったろうかと思うところはあり)。渡邉くんもそこまで決定機こそなかったもののトップとして放り込みでも勝てる強さは見えました。文太はもうちょい積極的に行ってもよかったかな。喜山康平という全てを掌握する男が隣にいたので。

また、多くの人が言ってますがCBコンビの出来はちょっと衝撃的なレベルでした。
全部勝ってんじゃないの?という競り合いの強さ、サラッと戻ってきてシャットアウトしているカバーリング能力、相手のチェイスを軽くいなして運び上がる技術、実にエレガントな浮き球パス、行くべきところを見誤らずに行くときは確実に殺すタックルといつぞやのゴリさん&渡邉将基、或いはオカさん&寺岡軍曹の鉄壁を思い出す安定感でこれからがめちゃくちゃ楽しみです。
ここで切磋琢磨してハセコー、本ちゃん、進之輔などがよりレベルアップして試合に絡んでくるようになるとさらに凄いことになるはず。

今回出場しなかった選手にしても、
・“キャプテン”井澤春輝の本領発揮
・おれたちの“髙橋”は再びリトルジャイアントになるのか
・去年の“新たなる希望”若谷、平原の進化は
とかいろいろ楽しみな部分は多いですね。

深々と監督

最後に。
喜山康平のヒートマップ意味不明すぎて笑う。昔から名前はずっと知ってた選手だけど初めてしっかり見て、どこにでもいて全てに顔出して気が利いててお洒落なラストパス出して自分でもシュート打って36歳でフル出場しちゃうおじさん、ベタ惚れしました。
ビクトリーマッチグッズで11番買いたいのでマン・オブ・ザ・マッチ取って勝利お願いします。
今お金ないので5月くらいで。


夢の中で今ももがいてる いい それでいい


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?