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おわりに & 著者紹介

※この「ことばの不自由な子どもの ことばの教室」は、亡くなった父が、2000年~2001年頃に執筆したものを、娘が代理公開しています。

おわりに

人と人とを結ぶのはことばです。人が文化や歴史を共有できるのは、ことばのお陰です。ことばは寝言の中でさえ使われるほど、わたしたちの生活に必要なものなのです。この教育に一層力を注ぎたいと思います。

著者紹介

きよみね・あきと

 1934年(昭和9年)広島県に生まれる。1955年、広島大学教育学部卒業後、小学校教諭となるが、お茶の水大学で言語治療について専門的に学ぶ機会に恵まれ、その後は障害児学級担当教諭となり、転勤などによりその機会を失うまで、障害を持つ児童の指導に尽力する。

 定年退職後、39年間の教員生活を振り返り、その間に得た知識等を形に残そうと執筆活動を始め、「ぬくもりのあるふつうの家庭教育 付録 小学校の学習コース」及び、「ことばの不自由な子どもの ことばの教室」を書き上げる。手書き原稿をコピーし、小冊子にしたものを、活字となることを願って出版社や新聞社などに送ってみたものの、よい返事が得られないまま、2002年3月、脳卒中で倒れ、左半身不随となる。

 運命とは不思議なもので、倒れるとほぼ同時に、毎日新聞社より連載決定の連絡があり、かねてからの念願が叶う。残念ながら、リハビリに専念する為に、連載は一時的なもので終わってしまったものの、入院生活中、毎週の掲載を心待ちにし、治療期間中の大きな励みとなった。

 現在は、週に数日のデイケアサービスを利用しながら、自宅療養中。右手で文字を書くことは可能なものの、今後の執筆活動については未定。

※著者紹介は、Webサイト上で「ぬくもりのあるふつうの家庭教育 付録 小学校の学習コース」を公開した際(2008年)に、私(娘)が書いたものです。


※この「ことばの不自由な子どもの ことばの教室」は、亡くなった父が、2000年~2001年頃に執筆したものを、娘が代理公開しています。

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