サンフランシスコ日記 1
少し前に日本からサンフランシスコに移住したので、ここでの体験を中心に書いていこうと思います。
今回で人生２回目のアメリカ生活になるのですが、今後移住やアメリカへの留学などを考えている人にとって何かの参考になれば幸いです。
雨雨雨
カリフォルニアといえば青い空と海、暖かい気候と椰子の木をイメージしますが、サンフランシスコはカリフォルニア州でも北の方にあって緯度としても福島県ぐらいにあるので、それほど暖かくはありません。特にサンフランシスコにはアラスカからの寒流が流れ込んでいるので海の水も冷たく、水着でビーチにいる人はあまりいません。もっぱら犬と遊んだりジョギングや散歩をしている人が多いです。
特に今年は100年に一度とも言われる悪天候の冬がカリフォルニアを襲ったため、雨がひどく雪や雹も降っており、3月になってもまだまだ寒いです。
ただし日差しが強く、晴れた時に日光に当たると結構暑く感じるので、服装の選択は結構悩みます。
そのためよく旅行の時にアドバイスとしてある「重ね着」が有効で、薄手のセーターやライトダウンなどがあれば重宝します。
どんなとこに住んでるの？
私が住んでいるのはMission Bayと呼ばれるサンフランシスコの東岸にある地区です。港のすぐそばにあり、20分ほど歩くとベイブリッジがあります。
ここは再開発された地区で、近くにはOracle ParkというSFジャイアンツの野球場や、Chase centerというGolden State WarriorsというNBAのチームのアリーナがあります。
また、高速道路のI-280（空港やサンノゼ方面に行ける）がすぐ近くにあり、CalTrainというカリフォルニア州鉄道の主要駅にも徒歩でいけるので、とても便利なところですが、いわゆる観光ガイドブックで見るサンフランシスコっぽさはありません。
物価が高いってどの程度？
日本でも「最近アメリカの物価がめちゃくちゃ高いらしい」という話は有名だと思いますが、確かにその通りです。
したの写真はサンフランシスコの「ひのでや」というラーメン屋さんですが、普通のラーメンでも$16しています。今の為替レート1ドル=135円で計算したら一杯2,160円…しかもそれにチップが通常20%程度かかるので、2,600円近い値段になっています。
これでは怖くてうかうか外食もできません…
ちなみに今日給油したレギュラーガソリンは1ガロン(=3.785リットル)で$4.699。これをリッター単価に直すと167円となるので、ガソリンについては日本の全国平均162円とほぼ近い値段になっています。
とはいえ一昔前はアメリカの方がガソリンは日本より安く、1ガロンで$2-3ぐらいだった記憶があるので、1.5倍とかになっているイメージを受けました。
アメリカの方が早い段階からインフレが進んだのと、為替がその期間で大きく円安に振れてしまったので、日本円に換算するとめちゃくちゃ高く感じます。
こちらのサイトで色々な街の物価を比べることができるので、移住を検討している方は参考にしてみてください。
アメリカの外食費は日本の1.3～2.4倍で、アパートの家賃は2～3倍もしています。アメリカが日本より安いのはオレンジ、牛肉、リンゴなどわずかな品目しかありません…
次回以降は街の様子などをレポートしていきつつ、英語での生活や文化の違いなどについても触れていきたいと思います。 不定期なアップデートになりますが、お楽しみに…
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