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お店番は楽しいよ♪

「白い箱」での初のお店番、想像の斜め上を行く出会いがありました!

11時に到着するとお隣のテーブルでは、塩麹ワークショップが開催されていました。
12年前に「美人をつくる発酵食レシピ 塩麹・甘酒・ヨーグルト・納豆」という本を世に出した私としてはとても興味深く、「脳から出る幸せになる物質があるってしってますか?」というクイズが聞こえ来た時には、おもわず「セラトニン!」と声を出してしまいそうになりました。

塩麹ワークショップの主催者あやみさんに塩麹を試食させてもらいました。
黒麹という珍しい麹にびっくり!超中の黒霧島に使われているとか!
ワークショップは定期的にされるそうなので、要チェック!
あやみさんのインスタ


そんな誘惑を抑えていると、白いハコ会員のタケさんが、出社前にわざわざ遊びに来てくれました。
タケさんとは音楽の趣味が共通していたので、ブルーハーツから、ヌジャベス、倍音ズと、あっちゃこっちゃとジャンルを飛び越えつつ、最終的に、
生田緑地で「タマーソニック」を開催する!
ということに落ち着きました。(いや、落ち着いてないだろ)
タケさんが、お帰りになってしばらくは、タケさんおすすめの本を読みながら

丈さんのおすすめ本。パンの本なのに、甲本ヒロト! パンだけにパンクと相性がいいのか?
ヒロト曰く、「自分の立ってる真下を掘り下げろ!」だそうです!

しばらく一人の時間を楽しんでいたところ、ふらっと立ち寄ってみたという女性がご来店。

妊娠3ヶ月で、暇なので散歩がてらにこの辺を散策していたところ、本棚に惹かれてきたという。

せっかくなので、座っていただき本棚の紹介をすると、
「わたし子どものころから、本が大好きで、学校の図書館にこもりっきりだったんです!」と、そこから、怒涛の如く話が止まらず。

以下、彼女の怒涛の人生をだいぶ端折って説明します。

旦那さんは、イタリアンレストランで働いていて、イタリアで修行していたがコロナで仕方なく日本に戻ってきて、出会い、彼女と結婚。

彼女のお父様は病院の院長。長女だったので大きな期待と目をかけられ、監視カメラの元で勉強をさせられ、小学校まで習い事を7つをこなし、休みは一日だけ。
スペックの高さからか目立つ存在で、小、中、高までずっとイジメられていた。
しかし、最終的にイジメっ子とは、仲良くなるという方法を編み出す。
以下、いじめっ子全員をひれ伏す方法。
『いじめてくる人は、私のことを知らないからいじめてくるのだろう…という高い意識を持つ。
頼まれてもいないのに、いじめっ子の中心人物の誕生日会を自主的に開く!とにかく、卑屈にならない、ぐいぐい絡む! という攻めの姿勢を貫き、クラス全員からの無視状態から、卒業までには、全員からリスペクトされる!』

ここまでで十分に凄いですが、まだまだ彼女の進撃は続きます。

思春期にして鋼のメンタル(ハガメン)を手に入れ、大学では薬学部を専攻。
しかし、お父様は娘が医者にれなかった時点で「失敗作だった」と思っていることが判明し、怒りと絶望、その後、「私は自分の人生を歩んでいない!何のための人生なのだ!」と、その日に家出を決行。(悩み、決断、実行まで約3時間。→めちゃくちゃ速すぎるだろ!)

両親と完全に連絡を絶つために、携帯を置いていく!という、サッチャーもメルケルもビックリな鉄の意志!

シャアハウスに住み込み、日雇いのバイトで食いつなぎ、憧れだった某有名な○国ホテルのホテルマンになるために、気合と根性と愛嬌とハガメンで、バイトから正社員になる。(あまりの大変さに、同期も後輩も、優秀な先輩も全員辞めてしまうので、自分は永遠の下っ端だと…どんな職場!?)

【後に判明したことだが、家出した当時付き合っていた彼氏が、両親と連絡を取ってくれていて、とにかくいま彼女は頑張っているからそっとしておいてあげてください!必死にやり取りしてくれていたそうな。ええ彼氏や…】

会社は、妊娠を機に辞めたそうだが、ホテルマン時代に登山に誘われ、みんなで登る予定が、明日は雨だから中止。と言われたにもかかわらず、私は晴れ女だから全体晴れる!と、登山なんてしたしたことないのに、朝5時から一人で山に登り、持ち前の鋼の意志で登頂。ボロボロになりながらの下山は、夜の8時。とにかくみんなに心配どころか怒られたそうな。(そりゃそうだ。)
普通は、もう二度と山になんか登りたくないと思うものだが、そのときの高揚感、達成感が忘れられず、気がつくと朝から一人で20キロの荷物を抱えて崖を這うような危険な登山を楽しむソロクライマーになったそう。
ちなみに、彼女の夢は日本の100名山を全て登頂すること。(彼女曰く、体力は余裕だけど、全部登頂するのに2000万円以上かかるので、お金が心配だということ。家族はもっと心配だよね。)
旦那さんには、とにかく妊娠中はじっとしておけ!ぜったに山は登るな!と止められているそうです。(そりゃそうだ!ちなみに、高尾山だとピクニックにもならないとのこと)
という話を聞き終え、ようやく私に興味を持ってもらえたのか、編集の仕事で学んでいる「アニマルメディスンカード」を引いてもらったりして遊んでいたところで、多摩区のドンとこと、スミナツコ・デラックスさんが娘さんを連れて遊びにきてくれました。
つづいて、佐々木さんも遊びに来てくれ、まちづくり実証実験「登戸・遊園こうしん中」のお話をしてくれました。(後日、私も家族を連れて参加しましたー。)
お二人が来てくれて、少し落ち着き、佐々木さんが、「この会はなにをするの?」というと、スミさんが「古井戸に落ちたロバの感想シェア会じゃないのー?」と、ナイスフォローをしてくれましたが、しかし、私にもはやその気力がなく、再び、ハガメンガールの激動人生のおはなしをお二人に聞いてもらいました。(二人とも驚愕しておりましたですよ。オホホー)

その後、私も気力を取り戻し、「アニマルメディスンブック」とカードを使って、アニマルメディスンの世界についてちょっとお話させてもらったりしたら、あっという間に、18時になっておりました。

次回こそ、「古井戸に落ちたロバ」感想シェア会をやりたいと思います。
それと、「アニマルメディスンカード」に興味のある方は、引いちゃいますよー。
次回、【はたして、シェア会はできるのか? の巻】
「ぜってー、きてくれよな!」(悟空調で)

ネイティブ・アメリカンの精霊信仰がベースにある
オラクルカード。
メディスンとは学びであり善く生きるために、
動物たちがくれる処方箋のようなものです。


動物占いの元のようなもですが、あなたにぴったりの
とっても良いアドバイスがもらえます!


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