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仮定が間違っていれば,命題は正しい。

こんにちは。

オフラインでの授業も復活したのはいいけど、7月も課題の量は変わらないなと感じている(まだ7月ははじまったばかり)じゃこです。

今回は命題p⇒q(⇒は、ならばと読みます)について考えていきます。

(ちなみに、⇒や≦といった数学記号は、「すうがく」と打ち込み変換するだけででます)

この命題p⇒qが真、つまり、この命題が正しいとしたとき、仮定がpが間違っていれば、結論のqの正否を問わず、命題が正しいといえます。

説明します。

pをクラス全員が60点以上をとる。とし,qを私がアイスを全員分奢るとします。

①全員60点以上とる⇒私がアイスを全員分奢る:真
これは約束した以上当たり前のことで成り立ちます。

②クラス全員60点以上とる⇒私はアイスを奢らない:偽
単純に、みんながんばったのに私が奢らないことで悪い奴になります。ついでに約束も守れていません。

③クラスで誰か一人でも60点未満がいる⇒私はアイスを奢らない:真
これも約束したことなのでアイスを奢らなくても悪くはないので正しいと言えます。

④クラスで誰か一人でも60点未満がいる⇒私はアイスを奢る:真
これは単純に私が良いやつです。

てな感じで、仮定pが間違い、つまり「クラス全員が60点以上とる」の否定「クラスで誰か一人でも60点未満がいる」であれば、結論がどうであれ設定して約束(命題)は真となり正しいというわけです。

詳しくやると論理記号をつかうので、詳しく知りたい方がいらっしゃれば調べてみてください。

上司とかがいろいろいってもそれが間違っていれば、自分の行動は正しいといえるはず。です。

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