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初対面の親族

結婚して、3年間海外で駐在妻して日本に本帰国したら、義祖母の葬儀でした。
それが夫の親族との初対面になりました。

私の心情は、お会いしたことのない義祖母の葬儀にどんな風にいたら良いのか、行かなければならないのかと当日までそんなことばかり考えていました。

今考えれば、私はただそこに居るだけで良かったのに、何も出来なかったと帰ってから悔やんで3日は落ち込んでいました。
何か気を利かさなきゃいけなかったんじゃないか、どんな風に居るのが正解だったのか、何を話せばよかったのか…とか。

私とは全く関わりのなかった義祖母とはいえ、人様の葬儀で私は自分の事しか考えられていませんでした。
親族は故人の為に集まっていて、家族として私も呼んでいただいたのに、とんだ場違いな自意識過剰で自己中な奴です。

先日、その義祖母の一周忌がありました。
一周忌の後に皆んなで昼食を食べに行ったのですが、そこでも何か気を利かせなきゃと動いたりしてみました。
これに関しては良いのかもしれません。
ただ、自然に出来てこそだろって後で思ってみたり、あの言葉は大丈夫だったかな、不快に思われることはなかっただろうかと結局は色々と反省をしていました。
こんな反省はやるだけ無意味だってことは分かっているし、人付き合いが苦手な私にはキャパオーバーな事なんだからどう思われようがかまわないって諦めようとしてる。
なのに、ボロが出ないように繕って落ち度がなかったかを振り返って病む。

葬儀の初対面って気まずい、嫌だ、どうしていれば良いのって勝手に思うくらいなら結婚式をやっていれば少しは違っていたのかなって思った。
結局は自分のことしか考えられてないんだよね。

ほんっとに自分の事ばかりでアホだよな。

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