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読んだ本についてのリストです
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記事一覧

メモ 宮台真司関係 私たちはどこから来てどこへ行くのか

70年代後半に始まった新新宗教ブーム。 新新宗教ブームと並行して拡大した自己啓発セミナー…

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大きな物語の死、無意味な生と神経症

本を読んでいるとしびれるような一節に出くわすことがある。 最近私は、なぜ現代社会は精神疾…

東浩紀のソルジェニーツィン試論が、わかったような、わかんようなで揺れ動いてるので…

人は、書くという行為を経過することで、本当の意味での理解へと進んでいくことができると最近…

死に至る病 (講談社学術文庫)鈴木祐丞訳の解説が非常によかったので一部大幅抜粋

死に至る病、本文自体は、キリスト教的信仰心を持たない立場の私からしたら、ちょっと何を言っ…

ゲンロン叢書の新記号論読んだけど残念ながら頭に入ってこなかった

まず、読む前に想像していた話の展開や、知の形とは違うために話が入ってこなかったことを正直…

日本哲学史 藤田正勝 学習ノート

目次 序 章 日本の「哲学」と「哲学史」  1 「哲学」をどう捉えるか  2 哲学史とは何か…

柄谷行人 トランスクリティーク 感想やらメモやら

哲学史や哲学入門書とは打って変わって、本格的な哲学書の何たるかはその難解さに現れやすい。哲学をするとは、これまで認識されていなかった概念を想像することであるから、もっぱら抽象的な行いである。私たちの日常生活の舞台においてほとんど現れないことや、現れたと認識されていないことを語るこの行いは、意識して考えていない状態の人間にとって、ことさらに距離の遠い行為である。さらに言うなら考えているはずの人間にとっても遠いことである。私たちはなんだって自分にひきつけつけて、自分との連関の中で

暇と退屈の倫理学 國分功一朗 感想とメモ

暇と退屈ほど身近でありながら、思考の対象に上っていなかったものはないだろう。いや、正確に…

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ロシアの出自と成育歴、世界観を知るための一冊 諜報国家ロシア 保坂三四郎

ロシアの民主主義と自由主義に暗い影を落とすニュースがまた増えた。反体制派の指導者であった…

オホーツク核要塞 小泉悠 を読んだ

小泉悠さんの本を読むのはこれで三冊目。一冊目は現代ロシアの軍事戦略。ちょうどロシア・ウク…

社会学の新地平 佐藤俊樹 まだ前半しか読んでいないけど感想文

社会学の書籍を開くといっつもマックス・ウェーバーに関することが書かれている気がする。よく…

海上護衛戦 大井敦を読んで虚しさを覚えた

なぜか知らんがこの時代の、第二次戦争当たりの戦史をあたるのが好きだ。特に旧日本帝国陸海軍…

ニッポンの思想 佐々木敦をようやく読んだ いや流し見した いや本の手触りを楽しん…

2024/06/18 当然のように、一度刷られた本の内容というのは変わることはない。だが、読んだは…

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