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【20221022鉄道150年記念JR東日本パスの旅2】くろしお丸オフの非常事態を見守りながら函館へ

 さて、いよいよ出発するわけだが、私は初日の10月22日(土)、どうしても仕事を休みにすることが出来なかった。しかしなんとか半休はもぎ取った。JR東日本パスの有効期間は3日間なのだが私は2日半しか使えていない。それでも行き先が遠いので元は取れているなんてレベルじゃない。恐るべし鉄道150年記念JR東日本パス。

 というわけで午前は渋々仕事をするわけだが、実はこの日の仕事は半分待機業務であり、結果から言うとまさかの出番なしだった。自宅からのオンライン対応が可能な業務だったため、荷物の関係上もちろん自宅に居たのだが、待機中の私の眼には、Twitterを通じてとんでもない事態が飛び込んできた。
 皆さん覚えているだろうか、私が10月9日に伊豆大島夜行日帰りを決行した理由を。理由だけならこの第4話だけでわかるのが、気になったら全話読んでくれてもいいんだよー(エコー)

 私がこのJR東日本パスの旅を始める10月22日は、神新汽船フェリーあぜりあの代船として東京諸島開発のくろしお丸が運航されている期間内、そして私のTwitterのフォロワーさんたちがこのくろしお丸でオフ会をする日だったのである。私はこのオフ会に生返事をした御詫びに伊豆大島に行ってきたのであった。

 神新汽船の航路に大島が入っていないので、大島組は前日の21日からどこか別の島に移動していなくてはならず、神津島等に前泊しており、そこに愛知県から東京行って夜のさるびあ丸に乗って翌朝合流しようとしているフォロワーさんなど、TLは賑やかであった。
 いざ22日当日、本州の関東組の一部は当日大変な早起きをして下田港に駆け付け、無事にくろしお丸に乗船した。その数2名。しかしくろしお丸にわずかでも乗船することができたのはこの2名のみであった。下田港を出発したくろしお丸は、海底に溜まっていた土砂にぶつかり座礁してしまったのだ。一度座礁するとその後船底の点検をしなくてはならないため、この日くろしお丸は欠航となってしまった。


 その後他のメンバーは神津島前泊組のほかにも別の島からの合流者も含め騒然とした。なぜなら日帰り組2名を除き全員が伊東に宿を取っていたからである。別の島からの合流者はまだ自宅に取り残されるだけにしても、神津島前泊組がこのまま神津島に取り残されるのはシャレにならない。
 しかし一行は旅オタクを超えた旅やくざである。主催者がTwitterで上り便に乗るよう各島に号令、午後の最終ジェットフォイルを押さえ、大島で伊東行きジェットフォイルに乗り換え、無事に伊東に集合した。

 下田組2名は1名が幸い車で来ていたため、2人で車で北上し、伊東で合流し、とりあえずオフ会そのものはなんとか成立したのであった。

 しかし肝心のくろしお丸に乗れなかった皆のショックは大きく、伊東に合流するまでの間、皆の認知は完全に壊れており、TLは大変なことになっていた。

 この辺のドタバタ劇は参加者の記事を読んだ方がより臨場感があって良いだろう。ちょうど座礁した前後の話ということで②だけ載せておくが、面白いので①と③も読むといいと思う。

 私は皆が一斉に伊東に向けて移動を開始し、なんとか伊東に行けそうなめどが立ったところまで見守ってから仕事の時間が終わり、自分の旅程を開始した。

 もちろんこの日は数時間新幹線に乗りっぱなしなので、道中もこの一行を見守っていた。見守っていたのは私だけではなく、船界隈のフォロワーさんたちはもちろんのこと、私のスーツ氏界隈のフォロワーさんまで間接的に固唾をのんで見守っていたとのことであった。私が翌日函館で会えたフォロワーさんと最初にしたのはこの話だったことを言い添えておく。

 この日は後でこの記事を書くことも意識してTwitterである程度実況しておいたので順々に貼っておく。

 そう、私は2週間前にも、出張で岩手県北部まで来ていたのでこの10月の移動距離は3000キロは超えているんじゃないだろうか…。

 せっかく北海道新幹線に乗っているというのにそれで函館までいかないとか何を考えているのかwしかしこれはJR東日本パスの旅である。JR東日本パスと船で函館に行く旅なのであーる。

 仕事で仕方なかったとはいえ、無茶にもほどがある行程だったが、これはわかっていたので、フェリーの切符は先にネットで予約し、当日は発券だけすればよい状態にしておいた。時間がなかったのでターミナルの写真は撮れていない。船の写真も下船後に撮るしかないと腹をくくった。もちろん無事乗船できた。

 急にかにめしが出てきて何事かと思うだろうが、こういうことである。結局下のTweetの後、フォロワーさんの励ましもあり、購入したのだ。

 実はこれ、全話で貼っておいたスーツさんの動画をちゃんと復習しておけばわかった話だった。とはいえ売り切れていない保証はどこにもないのだから結局おにぎりは買っていたのだろうな、とは思う。

 デッキに出られないので本当にやることがない(笑)

 結局ノンアルコールビールとともにかにめしを頂いた。スーツさんはアルコールは嫌いだがビールの味は好きということでよくノンアルコールビールを飲むのである。実はこれ私も同感なので、スーツグルメと称して自分もよくノンアルコールビールを飲んでいる。

 記事が結構長くなっているのだが、とにかく函館港に着くまでこの記事は続けてしまいたい。

 船のTweetが多くて申し訳ないが、やはり車窓が暗くて見えない、乗り慣れた新幹線よりも、初めて乗る船の方が楽しかった。こうして無事函館に到着した。タクシーを予約していたので写真は少ししか撮れていない。

お世話になりました LUMIX TX2

 投宿後の話は流石に次回に回そうと思う。

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