アウトプット大全(樺沢紫苑)を簡単にまとめ

2~4ページで1トピック、計50トピックについてアウトプットに関するテクニックをまとめた本で、誰にでも何個かは役に立つテクニックがあると思います。
そのなかで、知識を定着させる方法、実際に行動に移すためのテクニックが役に立ったのでまとめてみました。
詳しい解説はYOUTUBEに動画をアップしているので、そちらも見てください。

◎こういう人におすすめ

・本は読むけどすぐに忘れて身に付かない
・知識はあるけど実生活に生かせていない

◎アウトプットの役割

・インプットで得た知識を定着させる
・行動することで人生を変える

◎知識を定着させるために

2週間のうちにに3回アウトプットすることで脳が大事なことと認識し、知識が定着する。
インプットとアウトプットにかける時間の比率は、
インプット:アウトプット=3:7が理想(アウトプットの方に倍以上!)

そのために、以下の3つの手法を組み合わせる
①人に話す
人に話すつもりで勉強するというだけでも効果あり。
得た情報をそのまま話すのではなく、自分の気付きも盛り込むこと。
(作者に賛成、反対、他の本や自分の体験と比較してどうか、など)

②Twitter、Amazon商品ページなどにレビューを書く
難しそうだが、構成と時間を決めておくことで迷うことなく書ける。
構成:before(今までの課題)+得た気付き+今後のTODO
時間:140字のツイートで5分を目安
長い文章を書くときも、この構成を基本に肉付けしていけばよい。

③ノートをとる
脳の中で、注意の司令塔と呼ばれる場所(RAS)を活性化させるもっとも簡単な方法が、書くこと。
・ノートは1冊にまとめること(何冊も分野分けしない)
  ←どこに何を書いたか分からなくなり、復習しづらい。
   2週間に3回見返すことで定着度UP
・大事なこと、得た気付き、今後のTODOのみ書く
  丸写しにならないよう注意。2時間のセミナーでA4ノート2枚が目安
  中田さんのYouTube大学のホワイトボードを参考にするとよいかも。

◎行動に移す、続けるために

行動することで初めて自分の人生が変わる。
(筋トレは良いという知識があっても、実際に筋トレしなければ人生は変わらない)

定着させる段階で、気付きとTODOをはっきりさせる
具体的なTODOができていれば、あとは続ければよいだけ。
行動を続けるためのコツは、以下の3ポイント。

①ドーパミンを補充する
まずは、楽しむこと。ゲームを参考にしながら、ドーパミンをガソリンのように補充しながら行動を続ける。
◆難易度はちょい難で
いきなり難しすぎる難易度では、ストレスホルモンが出る。
ちょっと難しいかな程度から始める
(無理ゲーは気持ちが折れるし、簡単すぎるゲームも面白くない)
◆ごほうびをあげる
ある程度成果が出たところで自分にごほうびをあげる
(ボスを倒したらレアアイテムGET、新しい仲間ができる、など)
◆良いことを記録
記録することで、目標達成までの進捗が分かる。
サボってしまったなど悪いことではなく、良いことを記録すること。
(ポケモン図鑑、対戦表など)

②具体的なTODOに落とし込む
悩むたびに集中力が落ちる。
「週2日運動する」のような悩む余地があるTODOでなく、
「金曜仕事後、30分ランニングマシンに乗る」など具体的なTODOに。

③客観的に評価しやすいように
目標に対して進捗が良いのか悪いのか判断できないようでは、
言い訳ができてしまうしフィードバックできない。
「夏までにやせる」ではなく「8月までに3kg体重を落とす」のような、
定量的に評価しやすい目標にする。

④5分だけやってみて、やる気スイッチをONにする
勉強などでも、机にむかうまでが一番大変。
5分程度やってみると、脳の側坐核が活動しだすことで海馬や前頭前野に信号が送られ、やる気がでる(作業興奮
×やる気が出ないから始められない
○やり始めれば、勝手にやる気は出る

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