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ここもすごいよ CoderDojo!!

前回に続き、今回は「CoderDojo」についてです。

ご存じの方も多いかと思いますが、2011年アイルランドから始まった「プログラミングの道場 CoderDojo」先日、近所の「CoderDojo」に「メンター」として参加させていただいた時の話をします。

詳細については上記のHPを見ていただければと思いますが、7~17歳を対象とした非営利のプログラミング道場です。世界では112カ国、2200の道場、日本には233以上の道場があります。

道場には「チャンピオン」と呼ばれる道場のマネジメント・運営を担当している人。技術的な道先案内人の「メンター」。そこに集まってくる子供たちは「ニンジャ」、ニンジャとしてしばらく参加してくれていて、ほかの子供たちに今までの「知識や経験」を話してくれる「ユースメンター」、チャンピオンやメンター、ニンジャをサポートしてくれる「ボランティア」がいます。

前回の「教室・塾」とは違って、「非営利・無償」で行われることが大前提で、「CoderDojo憲章」と呼ばれる「基本的理念と重要事項を網羅したもの」があります。

「CoderDojo」は 公園のような「プログラムを楽しむコミュニティ」

子供たちが自由に「プログラムなど」を楽しめるところです。

そこに集まってくる「ニンジャ」は様々。男の子も女の子も、年齢も様々。初めて参加する者から、何回参加したか分からない位通ってきている子。この日は9人の忍者が集まりました。Scratchで自分の趣味を表現する子、「うぁんうぁん」とファンをうならせて3Dソフトでレンダリングしている強者。「特にこれが!」というものはないけど、小グループで「メンター」から出してもらった「今日のお題」に取り組む子供たち。別のワークショップの抽選に漏れ、「それでもロボットを動かしたいから」とやってきた子。様々です。

わたしが、はじめてやってきた「得体の知らないもの」から「その辺のおじさん」に変わり始めたころ、左隣の「ニンジャ」「それなに?」って声をかけると「これはね~」って次から次へと「今まで自分が作ってきたプログラム」を見せはじめました。そのやり取りを聞いていた右隣の「ニンジャ」も「僕のも見て~」と言わんばかりに、これまた次から次へと「今まで自分が作ってきたプログラム」を見せはじめました。「お~お~スゲー!」

「ロボット」のニンジャは少し離れた場所で「メンター」を独り占め。実はその「メンター」 ロボットワークショップの担当の方っだんたんですが…「ホント」にやりたかったようで、その「ニンジャ」は一通りの「ロボットセット(ichigoJamと小さい液晶モニター、キーボードにロボットetc)」を購入したようです。で、時間中 目を輝かせながら取り組んでいました。

差し入れの「飲み物やお菓子」をパクつきながら、「わーわー、あーでもない、こーでもない」と意見を出し合い「お題」を解決すべく「プログラム」を制作しているグループ。いい具合にリーダーが決まり、適当に担当が決まり、一つのモノが出来上がっていきます。「結構リーダー気を使ってるなあ~」そんな様子も伺えました。(申し遅れましたが、新型コロナ感染予防対策はしっかり行った上で活動しています。はい!)

はじめて参加の「ニンジャ」には「こんなん やってみたら!」的なカードがあり、睨めっこしながら「プログラム」を作っていました。「このダイヤモンドを大きくしたいんですが…」おっかなビックリ質問をしてきました。「それはね…」こっちも おっかなビックリ答えました。

活動時間の最後は、今までやってきたモノ(この道場は月に1度の活動です)、本日作ったモノをみんなに発表です。

何度も体験してきて堂々と発表できるニンジャ。先程まで「みてみて!」って言ってたのに途端におとなしくなっちゃたニンジャ。ちょっと離れた場所からフルカラーのリボン型LEDの制御を見せてくれたロボットニンジャ

この後「チャンピオン」の講評、次回の予告やイベントの紹介を聞き、片付けをして解散となります。片付け途中の「ロボットニンジャ」に「今日どうだった?」って聞いてみました。「とっても楽しかった!」ホントにこにこです。「よかったね!」

昔々、わたしが子供だった頃、こんな道場があったら一体どうなっていただろう⁈ きっと「赤い仮面のロボットニンジャ」になったに違いない。(当然、仮面と刀は握りしめた5円で買ってきた画用紙で作る!)

「教室・塾」「CoderDojo」それぞれ特色があり、それぞれに楽しそう。

さあ、どんな「寺子屋」が良いかなあ~



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