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紹介して終わらない関係を【営業ー紹介-姫野瑞己-(後編)】

今回ご紹介するのは、中退就職カレッジの営業を担当する姫野瑞己。その場限りで終わらない関係構築を意識しながら、求職者の強みを引き出す就職支援を行っています。
後編では、そんな姫野のミッションでもある「紹介して終わらない関係」を重視するに至った「人との出会い」について語ってもらいました。



大学中退した経緯は前編をご覧ください!




上京してスタートアップ会社の立ち上げへ

大学を中退した後、アルバイト先の同僚と2人で、飲食店のスタートアップ会社を立ち上げるために上京しました。今までアルバイトの経験しかなく、社会について何も知らない状態でゼロからのスタート。社長となったその同僚は仕事にとにかく厳しくストイックで、2人体制の会社で大変なことがたくさんありました。ただその分、愛を持って社会の厳しさをたくさん教えてくれました。
そして「自分で覚悟を決めて上京したからには」という想いで仕事に向き合い続けた結果、約400名のアルバイトスタッフを抱える会社を築きました


誰かのきっかけに携わる人になりたい

一種の逃げの気持ちもあって上京しましたが、私は東京に来て本当に良かったと思っています。「東京は冷たい」と言われることが多いですが、実際はそんなことはなく、むしろ私は「出会う人みんなに良くしてもらえた」という感覚があります。

例えば、上京したての頃は貯金が無く、とにかく生活が苦しかったので、社長には毎日食事に連れて行ってもらいました。そして生活費を少しでも稼ぐために派遣やアルバイトの掛け持ちをしていた時は、同僚にたくさん心配してもらい、退職後もずっと気にかけてもらいました。
さらには行きつけの飲み屋さんの常連おじいちゃんにしょっちゅう奢ってもらい、本当に仕事がつらくて挫けそうなときには、𠮟られながらも人生相談に乗ってもらい、気持ちを持ち直したことが何度もありました。

そうして、自分のためを想って言葉をかけて関わってくれる人にたくさん恵まれたことで、次第に「私もこの人達のように、誰かのきっかけに携わる人になりたい」と、自分の目標を見出せるようになりました。


周囲の評価なんて関係ない、初めての自分軸

東京に来るまでの私は、ずっとずっと周囲からの評価を気にしていました。学校での立ち回り方も、自分の進路も、親に認められたい一心で意思決定し、自分の気持ちに向き合えてきませんでした。
そんな私が自分から「こうなりたい!」と明確な目標を持てるようになったのは、紛れもなく東京で私に関わってくれた人達のお陰です。

人の存在や言葉で踏みとどまれることもある。
誰かのきっかけに携わる人は偉大だ。

だから私も、自分がしてもらったように、誰かのきっかけに携われる人になりたい。そして、出会った人とのご縁を大切にしていきたい
そんな想いが日に日に強くなり、飲食店ではなかなか実現できない「人とのご縁を繋ぐ仕事」をするため、前職の人材業界へ飛び込みました。


ご縁の巡り合わせで

一般的な紹介会社は、求人を紹介して入社していただいたら、仕事は終わりです。だから「出会った人とのご縁を大事にしたい」という想いで人材業界に飛び込むも、どこか物足りなさを感じていました。そんなある時、ご縁があってジェイックに出会います。

ジェイックには、通常の紹介サービスだけでなく、中退者の就職支援に特化した『中退就職カレッジ』というサービスがあります。
この存在を知った時に、「私がやりたい仕事はコレだ!」とピンと来ました。そこで入社前提で選考を進める中で、サービスを知るべく私自身も『中退就職カレッジ』を体験することになりました。


『中退就職カレッジ』で人は変われる

実際に中退経験者として、同じように学校を中退した同期20名ほどと過ごした時間は、私にとってかけがえのない経験になりました。
同じ「中退」という経験をしていても、中退にまつわる理由も、育ってきた環境も、全員異なります。それでもほぼ全員が「自分なんて…」とコンプレックスに傷ついた状況は共通していました。中には、自信の無さから初日に泣いてしまうほど、不安に押し潰されそうな方もいました。

そんな方々が、就職という目標に向かって研修に取り組んでいくことで、徐々に言動や表情が明るくなっていったり、「自分でもできたんだ」とか「自分にもこういう強みがあったんだ」と気付きを得ていく様子が印象的でした。
そんな様子を見て、「人が変わるきっかけに自分もありたい」という想いがさらに強くなり、『中退就職カレッジ』を提供するジェイックに転職して、今に至ります。


『中退就職カレッジ』を通して将来を切り拓く

以前担当した求職者に、13回の面接会を経て就職先が決まった30代男性がいらっしゃいました。この方は初めてお会いした時からずっと「就職したい」と熱意を伝えてくださり、毎度全力で企業との面接会に臨むも、なかなかご縁が結ばれずにいました。
何度も面接にチャレンジしては未内定の繰り返しだったので、きっとご本人は諦めの気持ちになっていたかもしれません。

ただ私は、「自分の存在がこの方のきっかけでありたい」という気持ちで携わっていたので、この方に合う企業を探して営業活動をしていました。
そしてとある企業と巡り会い、紹介契約を結んだ直後に「早速ですがこの方と一度会っていただけませんか?」と猛プッシュをしました。
そして実際の面接も、ご本人・社長・私という、通常ではありえない三者面談スタイルで面接を行い、自己PRをするご本人の横で、私からも推薦の熱弁をしました。その結果、13回目の面接会後に悲願の内定が生まれました。

ちなみにこの実績を会社で大々的に取り上げられ、ご本人と企業に取材をしていただいたムービーを全社員の前で流された時は、感動で涙が止まりませんでした。この方の転機に携われたことはもちろん、年齢や中退経歴を問わず就職決定のサポートをできたことがなによりも嬉しかったのです。


これからサービスを利用されるあなたへ

自分の強みを語れない求職者はとても多いです。私もこれまでの半生で他人の評価を気にしすぎて自信を持てない時期が長かったので、お気持ちはよくわかります。ただ、自分が考えている以上にあなたの「強み」は必ずありますし、あなたの可能性を見つける場所が中退就職カレッジ®というサービスです。
あなたには可能性しかありませんから、気持ちに蓋をせずに一歩踏み出してください。そして、私に声をかけてください。私があなたの「きっかけ」になれるよう、全力でサポートさせていただきます。

私は自分が嫌いでした。それでも、自身の中退や出会いなどたくさんのきっかけを経て、今こうして「人のきっかけに携わる人でありたい」と、日々仕事ができています。
私と出会ったことで、あなたのマイナスな気持ちが少しでもプラスに向けば幸いですし、紹介して入社いただいた後も、長いご縁がずっと続けば嬉しいです。



前編はこちら!


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