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自分の強みが弊害になった瞬間(『適応性』編)


■強みと弱みは裏表

強みと弱みは表裏一体です。

例えば空気を読むというのは長所ですが、それが行き過ぎて周りに流されて何も言えない状況になってしまうのであれば、それは短所になってしまいます。

ストレングスファインダー🄬の言葉を使うと、強みを活かすことを
バルコニー使い、強みが弊害になってしまうことをベースメント(地下室)使いと呼んだりします。

前回、私自身の強みや、それが活かせた瞬間という投稿しました。

そこで今回は、長所が裏返って短所になったな、ベースメント使いになっていたなという瞬間を、私の事例で話をしたいと思います。

その事例を通じて感じたことや学びになったことも合わせて書いていきますので、ぜひ最後までお読みください。


■適応性で名司会を!と思っていたけれど。。。

改めて私の強み上位5つは以下です。

・戦略性
・ポジティブ
・最上志向
・コミュニケーション
・適応性

今回は5つ目の適応性がベースメント使いになってしまったお話をします。


適応性というのは、その場で臨機応変に対応ができる強みで、
私もその場でアドリブで話したり、飲み会を盛り上げたりするのは結構得意な方だなと思っています。

ですので、結婚式2次会の司会を任されることも今までで何度かありました。
「Yにこの場を盛り上げてほしい!頼む!」と言われるとうれしいもので、
いつも予定がなければ2つ返事でOKしていました。

司会というのは、、、とプロでもないのに語るのもおこがましいのですが、
特に2次会の司会だと、粛々と進めるというよりは、その場の雰囲気に合わせて盛り上げて行くことが大事だと感じています。

ですので、決まり切ったコンテンツを淡々と進めるより、その場にいるテンションの高い方や、フォーカスすると面白そうな方に話を振るなど、まさに適応性を駆使して臨んでいました。


これで終わればバルコニー使いでハッピーエンドなんですが、
とある式でちょっとしたハプニングがありました。

私はそれまでの式で無事盛り上げに成功したこともあり、当日も「何とかなるだろう」という気持ちで、そこまで準備をせずに臨んでしまいました。
それまでは、新郎新婦から話を振りやすい参加者をヒアリングして、ある程度は絞りこんだりしていたのですが、この日はやりませんでした。

そして当日、盛り上がるだろうと思い、私から振った参加者がいたのですが、かなり酔っていらっしゃいました。
話を振られてテンションが上がったのか、なんと私のマイクを奪って話をし始めてしまいました。

そのハプニングで盛り上がったのであればいいのですが、
周囲の方は突然の事態にきょとん顔。
酔ってマイクを使っている方はお構いなしに話し続ける。

司会の私からすればこの状況は地獄以外の何物でもありませんでした。

そこから何とか挽回しようとしますが、乱入したことで進行に遅れがてしまい、結果として新郎新婦が時間をかけて考えてくれたゲームが一部出来なくなってしまいました。
本当に今思い出しても申し訳ない気持ちでいっぱいになりますし、適応性に甘えてしまった結果だなと感じています。


■強みの裏面を事前に把握することは大切

何度も言いますが、強みと弱みは表裏一体です。
自分では強みと思っていることでも、いつの間にやらそれが弱みとして出てしまっている可能性があります。

大切なのは、自分自身の強みがどのように弱みとして出てしまうのかを把握しておくことだと思います。

私でいうと、適応性が行き過ぎると、結果として準備不足になってしまう点は弱点に当たると思います。


皆さんが感じている自身の強みが、一転して弱みになるとしたら…どんな面が考えられるでしょうか?

芯がある人は頑固なのかもしれません。
思慮深い人は慎重になって動けていないかもしれません。
意見を率直に言える人は自己中心的なふるまいをしているかもしれません。

裏表をきちんと理解しておけば、いざ自分がうまく言っていない時などに冷静に対応できるかもしれません。

「今は何とかなろだろうと思って準備おろそかになってないか?」

私であればこう自分にいい聞かせることで、先ほどあげた司会の事例はなんとかなっていたかもしれません。

今一度、自分自身と向き合ってみませんか?


■まとめ

自分自身を客観的に見るって、普段あまりできないんじゃないかと思います。
仕事やプライベートの活動に追われると、どうしても振り返る時間はとれません。

ですが、意図的に時間をとることで、今後の行動にプラスな面ができるのであれば、個人的には良い時間の投資になるんじゃないかなと思っています。

今回の記事が、皆さんの人生にとって何かプラスになれば幸いです。



自分の強みが活かせた瞬間



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執筆者:ジェイック就職カレッジ Y


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