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2022年6月15日 水曜日

GRⅢを入手した。
GRⅢいいな、でも使いこなせるかな、とあまりにも長く悩みすぎていたらⅢxが発売され、さらにどちらがいいのか迷い続けているうちに、そこからさらに月日がたち、なかなか入手しづらい情勢になってしまった。

そんなときに、カメラを持って行きたいけれど両手をあけておきたいうえに荷物を増やせない、そして撮りたいものがあってもじっくり撮っていられない、という状況がきた。大きなカメラを持って行くのは諦めた。「ああ、買っておけばよかった、GR」と強く思ってしまった。
またいつこういう状況が来るかわからない、と思ったら、どうにも手に入れたくなってしまった。ⅢとⅢx、どちらが私に向いているのだろう、と考えているうちに、とても基本的なことに気がついた。今回はスマホですら写真を撮れなかったのだけれど(コンデジは持って行ったけれど、余裕もなかった)、それは多少なりとも、スマホでは心もとない、と思ったからでもあって(カメラを持ち歩けばいいと思って、スマホの画質にはこだわらずにSE第2世代を使っている)、でも日々の簡単な記録はスマホのカメラを使っている。
ということは、画角に慣れている。


調べたら、SE第2世代のカメラの画角は35mm換算で28mmということだった。出た。答えが出た。
ということは私が使いやすいのは、きっとⅢだ。
ということをツイッターで呟いたら、ユーザーだと認識していて、使い勝手を聞きたいと思っていた人から、「実は手放そうと思っているので、試してみませんか?それでよかったら安くお譲りします。」と連絡をいただいた。
いやほんとに?
ということで、ふたつ返事でお願いした。ただし、なぜ手放すことにしたのかは聞いておきたかった。真摯な回答がきた。納得できる、個人的な写真の撮り方が理由だった。
さっそくその日に持ってきてくれた。そこで少し説明を受けて触ってみる。店頭で触ってもまったく感覚がわからなかったけれど、いつもの場所で見ると一目瞭然。手にしたら私はこれを絶対使うだろう、と確信できた。

 
数時間お借りしてあれこれ撮ってみた。
もうこれは譲ってもらおう、と思ってそう伝え、その日のうちに私のものとなった。


一眼はじっくり撮りたいときに。今までのコンデジはズームがきくので、荷物を少なくしたいけれど何かに遭遇して、でも割とじっくり撮りたくなったときに。そして起動が速いGRⅢは、どうにも荷物を増やせないけれど、(私にとって)逃がしたくない瞬間を撮るために。
 

試したときの写真。風景も試したけれど、近所すぎるのでここには載せないでおく。

雨の日だったのでいい被写体があった
マクロも試す
この日のお弁当の残り
紫陽花
濡れても大丈夫な靴


これからたくさん持って歩こう。
家の中でもたくさん撮ろう。
人に見せる写真も、自分のためだけの個人的な写真も。


新しい相棒と仲良くなるために、しばらく写真日記はこれで撮ることになりそう。

お気持ち嬉しいです。ありがとうございます。