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貴族のチノパン生地

「フレンチワークウェア」のお話し。

今回はこちらをご紹介します。

ETS.MATERIAUX / マテリオ
気品あふれる光沢感
「超長綿 ピマーナシリーズ」

超長綿「ピマーナ」

超長綿(ちょうちょうめん)、知っていますか?

繊維の長さが35mm以上の上質な綿です。
繊維が長いほど糸のつなぎ目が少なくなるので、丈夫で光沢のある、なめらかな生地になります。
限られた地域でしか栽培できないので、生産量は綿花全体の1.3%程度です。
なので、高価な綿です。

世界五大綿

  • スーピマコットン

  • エジプト綿

  • 新疆綿(しんきょうめん)

  • 海島綿(かいとうめん / シーアイランドコットン)

  • スビン綿(スビンゴールド)

このうち、下記が世界三大綿と言われています。

世界三大綿

  • スーピマコットン

  • エジプト綿

  • 新疆綿(しんきょうめん)

今回の主役「ピマーナ」は、どうやらスーピマコットンのお仲間らしいです。
他の超長綿よりも繊維が長いのが特徴です。
繊維の長さが均一なので、丈夫で肌触りが良く、潤いと独特の美しい光沢があります。

このピマーナを贅沢に限界まで高密度に織り込んでいます。
気品あふれる光沢感と生地のハリ、肉厚ながらもしなやかで肌触りの良い生地になりました。

まさに、貴族のチノパン生地です。

丈夫で肉厚なチノパン生地をイメージしてください。
それに「潤い」と「光沢」をプラスしてみてください。
とんでもない生地ですよ。

経年変化の「モールスキン」

1800年代から1950年頃まで、フランスのワークウェアによく使われていました。
アメリカのデニム、フランスのモールスキンといった感じです。
デニム同様、今でも「独特な素材感」と「独特な質感」で、人気です。

太い綿糸を生地の両面に起毛させながら織り上げています。
丈夫な綿生地といえば、「キャンバス」や「デニム」をイメージしますが、実は最も丈夫なのがこの「モールスキン」です。

密度を高く織り上げているので、最強強度になっています。

生地を二重にしたような構造なのも特徴です。
空気を多く含むので、軽く、暖かい生地です。

贅沢な厚みながらも、肌触りは優しい。
表も裏も、起毛しながら織り上げているからです。

こちらのシリーズ、起毛感の少ない仕様なので、起毛独特のフワフワ感はありません。

とても丈夫な生地で、肉厚なのに柔らかい。
肉厚なのに、ゴワゴワしていない。

長く、長~く着用できるので、経年変化を楽しむことができる素材です。

超高級な超長綿をモールスキンにしているので、美しい光沢と生地のハリ、丈夫で肉厚ながらもしなやかな、潤いのある生地になっています。

左:モールスキン / 右:デニム
(自然光で撮影し、無加工)

美しい、貴族の光沢

このシリーズ、当店では4色の扱いがあります。
すべての色が只者ではありません。
晴天、曇天、蛍光灯など、光源により光沢感が異なります。
文字が読める程度の明るさの室内でも、美しい光沢感です。

吸い込まれる漆黒の「ブラック」

地味になりがちな色ですが、贅沢な光沢感です。
地味になるわけがありません。
カラーアイテムが苦手なら、この黒一択です。
モノトーンコーデが華やかになります。
貴族の黒ですから、お上品です。

吸い込まれる漆黒の「ブラック」

高級練乳の「生成」

まさに貴族の練乳です。
見ているだけで、おいしい。
生成とはいえ、ナチュラルカラーでは終わりません。
肉厚な生地感も相まって、高級練乳を固めて、真珠にしたような輝きです。

高級練乳の「生成」

魅了する「グリーン」

深いグリーンですが、魅了される光沢があります。
恐ろしく深い森ではなく、美しく吸い込まれる森のようです。
黒やグレーはもちろん、茶系のコーディネートにも合う、万能カラーです。

魅了する「グリーン」

魅惑の「ブルー」

形容詞が見つからない美しさです。
気品あふれる、ロイヤルブルー。
そう、イギリス王室公式カラーです。
貴族を越えて、王室になってしまいました。
暗がりでも美しい、「青」です。

魅惑の「ブルー」

フレンチワーク

フランスのワークウェアは、無骨ながらもスタイリッシュで上品な印象があります。

アメリカンのワイルドさがちょっと苦手なら、おフランスの風を感じてみるのはいかがでしょうか?

どのアイテムも奇抜なデザインではありません。
流行に左右されず、長く愛用することができます。

華麗に変身「貴族のカバーオール」

カバーオールは4型あります。

シングルのカバーオール、ボタンの種類が異なります。
30年代のフレンチワークによくあるクロス型。
もう一つはくぼみのあるアーミーボタンです。
ベースのデザインは同じです。
ややこしいですね。

一番上のボタンだけを留めて、ちらりとインナーを見せるのもおつです。
全て留めて、シャツのように着るのもアリです。

ダブルのカバーオールはデザイン違いで2種類あります。
襟のデザインが異なります。
シングルのカバーオールをそのままダブルにしたようなそんなデザイン。
もう一つは珍しい立ち襟です。
ダブルは、クラシックな印象が増します。
「印象的な人」になるには、もってこいのアイテムです。
キレイに配列したボタンがコーディネートのアクセントになります。

袖のボタンを外し、ぐちゃぐちゃに折り上げて着るのも動きが出て面白いです。

後ろ姿が語る「貴族のパンツ」

パンツは、ヒップが美しく見るようにタックが入っています。
シンチバックにより、後ろ姿も印象的です。
トップスの裾はパンツに入れて(タックイン)、後ろ姿を見せつけて欲しいアイテムです。
裾はクタクタに折るも良し、キレイに折るも良し。
サンダルやスニーカー、レザーシューズ、ブーツなどなど、合わないシューズはありません。

すべてを受け入れる「貴族のコート」

コートは、クラシカルで安定のデザインです。
フロントの大きなポケットが特徴で、ベルトでお好みのシルエットに調節できます。
コートは面積が大きくなるので、冬のコーディネートの要になります。
暗くなりがちな冬の空でも、この贅沢な光沢が映えます。
パーカーとスリムなスウェットパンツと合わせるのもこなれ感があります。
カジュアルになり過ぎるアイテムとのかけ合わせででも、フランス貴族に格上げです。

ササっとご説明して、こんなシリーズです。

とにかく美しい。
芸術品のようなシリーズです。

気品あふれる光沢感
「貴族のチノパン生地」
手に入れたくなりません?

貴族のカバーオール

シングル クロス型ボタン

シングル アーミーボタン

ダブル

ダブル 立ち襟

貴族のパンツ

貴族のコート

リネン素材の伯爵


紹介しているアイテムは、タイミングにより完売になっている場合があります。
「悩み損」は悔しいので、在庫確認後に悩んでください。

戯言 Jagoo

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