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モバイルバッテリーが発煙したらどうすればいい?

 ご無沙汰しております。
 時たま、電車内などでモバイルバッテリーが発火して大騒ぎになったという事例がSNS等で散見されますが、つい先日自分が当事者になりかけたので、その体験談を書いていきます。

経緯

 その日、私は、就職活動のためとある会社の面接を受けに来ていました。待ち時間があったので、その間にスマートフォンを充電しようとモバイルバッテリーをつないだところ、急に給電が止まりました。
 家を出る前にバッテリーは満充電にしてきたはずなので、おかしいな…と思っていると何故か焦げ臭い。そこでバッテリーをよく見ると…

端子から発煙している

 ここ最近のTwitterのAPI制限に文句を言うくらいにはSNSをよく見ている私ですので、これがまずい事態であることはすぐに理解できました。
 あわてて会社の外に出て、とりあえず花壇の土にモバイルバッテリーを埋めたところ、煙は出なくなっていました。とりあえず一安心…。ここで面接の時間になってしまったので、とりあえず受付の方に様子見をお願いしてサクッと面接を受けました。

 問題は帰り。一度発煙したバッテリーを持って家に帰るのはさすがにリスキーです。それこそ電車内で発火したらシャレになりません。
 どうしたらいいか考えた挙句、119番通報はせずに

「近くの消防署に、相談という形で電話」

してみました。すると、数分後サイレンを鳴らして消防車数台登場(笑)
 数分後には近くの交番から警察官も登場。なんだか急に大ごとみたいになってきてしまいました。
 消防・警察には、発煙までの経緯やバッテリーの購入経路などを説明しました。1時間ほどの事情聴取・現場検証を経て、発煙したモバイルバッテリーは、一斗缶のようなものに厳重に封印され、消防署に回収されていきました。

教訓

 この経験からいえる教訓は2つあります。
①ためらわず消防を呼ぼう
 現場検証を待ちながら、消防の方に「こういう些細なケースで119番通報をしていいものなのか」という質問をしてみました。すると、「遠慮せず通報していい」とのことでした。
 発火とはいかないまでも、発煙でも十分に危険な状態なので、このnoteを呼んだ皆さんは、同様のケースでためらわず消防を呼びましょう。
(消防の方からこれを聞けたことが記事を書く動機です)

②安すぎるモバイルバッテリーは気をつけよう
 今回発煙したモバイルバッテリーは秋葉原の某量販店で1500円で購入したものでした。(製品詳細:https://www.mag-labo.com/?p=12639
 すべてのこういう製品が悪とまでは言いませんが、安物はこういうリスクが高まるということを認識させられました。この件のあと、速攻でモバイルバッテリーを買い換えました(笑)

あとがき

 というわけで、モバイルバッテリーから煙が出た話でした。
 後日談としては、検証の結果焼損箇所が認められず、駅からとても遠い所轄消防署まで壊れたモバイルバッテリーを取りにいく羽目になりました…。

 今や何をするにもスマートフォンが必要な時代、それに伴ってモバイルバッテリーも必携品です。すなわち、モバイルバッテリーのトラブルは非常に身近ですし、この記事を呼んだ皆さんは慌てないで対応しましょう。

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