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VRChatをPublic中心で遊んでる人の感想

 VRChatは所謂ソーシャルVRプラットフォームというやつです…と言われてもよく分からないのでざっくり言いますと、「自分の選んだアバターで、お喋り、ゲームなどのワールドに集まって交流する場所」です。

世界中の誰でもワールドに入れる設定にも出来ますし、フレンド同士(friend)、フレンドのフレンドまで(friend+)、もしくは、招待した人のみ(invite)などの設定にすることも出来ます。誰でも入れる設定が「Public」というものですが、荒らしも多いため、イベントが行われる際はfriend+以上の制限で行われることが多いです。つまり、特に何のイベントにも参加せず遊んできた人の感想です。

孤独なVRChat(画像は大体文章と無関係)
World: オモイデに沈む前に -Before It Sinks in Memories- by Atto_あっと

ハマるまでの経緯

情報なしで飛び込んだ最初期

 VR機器を買った理由は、メタバースに興味があったからではなくレースゲームをVRで遊ぶためでした。なので、VRChatの存在は聞いたことはあったものの、特に食指は動かずスルーしていました。

その後、なんとなくQuestでダウンロードしてやってみるも、40分くらいアバターワールドへ行って、アバターを変えながらフラフラした後はやることが無くなって終了。また放置していたのですが…

違いの分からない初期

 どうやら、QuestとPCVRではできることが違うらしいという話をどこかでキャッチ。Virtual Desktopを導入し、VRChatをSteamからインストールして、いざVRChatへ。

正直な感想は…「そんなに変わったかね?」

今となれば、いや結構変わってるでと言えるが、なんせ初心者。違いを見つけようとも特にしていなかったのもあってよく分からないままでした。
Publicのワールドに突撃し、謎の外国人たちと戯れてよく分からないままログアウト。そんな訳でたまにログインして何個かワールドを見て回って飽きてやめるを繰り返していたある日のこと。

世界共通の悪ノリ in Udon Sword 2

沼に落ちて現在

 どうやらTrustレベルというものがあって、それが上がるとアバターやワールドをアップロードできるということを知り、確認してみるとどうやらアバターはアップロードできるランクであることが発覚。とはいえ、アップロードしたいアバターがあるかと言われれば無く、Boothで探してみても5000円ほどが相場で軽い気持ちで買うにはちょっとな~という価格。

ただ、ある日見つけたアバターによって全てが変わりました。

かわいい。とにかく可愛い。
即座に購入。アップロードの仕方もよく分からないまま買うという暴挙に出ましたが、そこまでトラブることなくアップロード完了。(Dynamic Bone※で追加の出費はあったものの)

上の写真のような感じで、この子を可愛く見せたい!という気持ちがVRChatを続けているモチベーションになっています。

※Dynamic Bone: 髪や服などを揺らすために必要なUnityのアセット。現在のVRChatでは独自で無償のPhysBonesへ移行中。

アバターも今では3人になりました
(左:ニャスカ、中:レナ・カクテル、右:ラスク)


いろいろと巡って

 ここまでは自己紹介的な話でしたが、ここからは自分の経験から来る考えのコーナー。

ユーザーが作る世界なのでよくないところも、でもそこが魅力?

 ゲームやお喋り、景色を楽しんだり、温泉に入ったり、踊ったり。まさに一つの作品として確立されているものも多いですが、一方で海外memeネタの洗脳されそうなワールドもあったりするのが面白い点でもあります。

ワールドだけでなく、集まる人についても同じことが言えるかもしれません。普段は運営という存在を意識することはない(通報という機能はあるけどあまり使わずにブロックの方を使ってる気がする)ので、「運営によって整備された環境下で遊んでいる」という感覚が無いのですが、それはいい方にも悪い方にも影響がある気がします。

一部残念な点があるからこそ、完成度の高いワールド、イベント等などを見たときの感動はすごいです。もちろん、だからって荒らしを許容はできませんが。

写真は大事。2つの意味で。

 1つ目の理由は、現実世界の旅行と同じく写真で思い出を残すという意味で大事です。できればワールド名も一緒に保存しておきたいところです。VRChatのワールドの履歴は最大25個までなので、ワールド巡りをした次の日に「あのワールド良かったなぁ~」と思ってもどこだったか思い出せない悲劇を回避できます。ついでにTwitterで#VRChatとか紹介文をあわせて#VRChat_world紹介 とかでつぶやいておけば完璧です。

2つ目は自分のアバターとの一体感の向上のためです。基本的にVRモードでもデスクトップモードでも、自分が見えるのは大体腕だけ、下向いたときに体がちらっと見えるくらいです(人型アバターの場合)。なので、VRChatでは自分の全身が確認できる鏡が重要ギミックとなっている訳ですが、写真も同じことが言えると思います。

リアルタイムにアバターと自身の動きが一致していることを感じられる鏡、思い出の中でアバターと自身の動きの一致を感じられる写真という感じでしょうか。
カメラ自体を即席の鏡代わりにして、いい感じの構図だったらそのまま撮っちゃうとかそんな感じでいいと思います。

ただ、こういう謎画像がフォルダに蔓延します

長々と話しましたが、人によってハマる経緯も様々です。無言勢がいれば、気軽にだべるのが好きな人もいます。ここまで長く語っといてなんですが、初心者、もしくはVRChatに興味がない方がこれを見ているとすれば、先入観を持たずにとにかくやってみて、としか言えません。始めたら確実にハマるってものでもないので。

ただ、不満があったとして、Twitterなりなんなりで検索すればそこを解消する方法なりコミュニティが存在する可能性もあります。VRChat内だけで完結しないことが楽しむコツかもしれません。

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