【練習録音02】旅人よ【完了音源UP】

【歌詞】https://www.uta-net.com/song/460/

●1日目　2021年12月19日(日)

貼った歌詞は歌い手が加山雄三さんですが、私に馴染みが深いのは井上陽水さんがカヴァーなさった方です。そして作詞は岩谷時子さん。これは言葉を大事に大事に歌わねば行けない案件です。勿論どのときもそうですけど、特に。
井上陽水さんと加山雄三さんの共通点を敢えて挙げるなら、ロングトーンなどで声がとても良く響くことでしょうか。なので、逆にそこに引っ張られすぎてロングトーンを連発しすぎないことが私には重要。私はほっとくとどんな音でも伸ばしてしまう悪癖持ちなので。
そして先に赤を貼ってしまいますが。

初日の割に少ないのには理由がありまして、カラオケ、井上陽水verと加山雄三verが両方存在していてですね、最初耳馴染みの良い井上陽水verで録音したんですよ。加山雄三verにはコーラスが入っているのですが、私の声に合わせてキィを変えているのでコーラスの声がロボロボしくてこれはないな、と思ったのもありまして。で、陽水verで録音してから、念の為雄三verも歌って見たんです、自分の声が乗って、果たしてコーラスがどの程度可笑しいもんなのかと思って。そしたらやっぱり流石の原曲で、圧倒的にこっちが正解だと思ったんですね。テンポも、伴奏の薄さも。陽水verは伴奏がちょっとガチャガチャしてるのと、テンポが少し速いのです。原曲はやっぱり言葉をちゃんと歌いたいので急かされない方が歌ってて有り難いですし、結局コーラスの声はロボでもいいやということにしてこちらを採用しました。なので実質二回目なんです、歌うの。だから赤が少ない、と。
そして、猫は私がいつもは一回で録音を切り上げると思っているので、雄三verを録音し始めたとき、ちょっと鳴いてます。で、あれ？まだ録ってる？と思って諦めてまた黙ります。で私が赤を入れ始めたら盛大に鳴き始めました。ごめんな、また暫く朝はこんな感じだ、許せ、と詫びておきました。

●2日目　2021年12月21日(火)

昨日は頭痛が酷く、声楽のレッスンも録音もお休みしました。30日チャレンジとは違うので、無理なときに無理はしない、休んだからといって出来なかったと無駄に自分を責めない、というのは当初から決めていたことでした。今日も頭は痛いのですが、歌えないほどじゃないなと思ったのと、ずるずる休むと気持ちが途切れて再開出来ないのではという危惧もあり、なんとか起き出して歌って見たらいけました。よかったよかった。猫は暫くぐずってたので、イントロの最初の方にちょっと声入っちゃってましたが。

イタリア歌曲のようにというのはなんぞ、といえば、一つ一つの注意事項に拘泥していると、一旦そこで速度が落ちるんですね。で、音譜からどんどん遅れていく、と。そういう時に流すように軽く、先取りを意識して常に次の準備を、というのをイタリア歌曲のレッスンでずっと先生に言われているので、そのイメージで、ということですね。
曲が複雑な曲ではないので、平易に歌うと本当にのっぺりしてしまう為、要所要所にアクセントをつけたいのですが、そこで溜めて遅れちゃいかんぞと。ただ、遅れまいとしてまた平易になってしまっても困るので、そこのバランスですね。
明日は頭痛じゃないといいなぁ。…といっても私の躰にそんな平和な日はあんまりないんですが、徐々にじゃなく起き抜けにもうガツン！と頭痛だともう途端にその日一日何もしたくなくなるので…。

●3日目　2021年12月22日(水)

今日も今日とて頭は痛いわけですが、昨日一昨日に比べれば遥かにマシだったので、調子に乗ってラジオ体操を第二までやったのが気に触ったのか、兎に角猫に邪魔されて邪魔されて中々録音出来ませんでした。完成音源のイントロにもひょっとしたらちょっと入ってるかもしれないです。
昨日の「流すような意識」と「流しすぎて全部流れて何も耳に残らない」をなんとか料理出来たかなと思ったので一応ここで区切りとしてみました。

UPした音源はこちら　→　https://youtu.be/eNqYz15oGHw

しかし、歌い慣れてるというか、耳馴染みの深い曲は完成までが速くていかんですね。今まで散々練習してきたようなものなので、ちゃんと「今の私への課題」になっているのか甚だ不安…。
なので、本当はほぼ知らないような曲を覚える所から始めるのがいいのかなぁと思うのですが、何しろTVをみないものですから、新しい物に触れようがないんです。新たに入ってくるのは宝塚の新作ばかり。そしてそれはカラオケ音源にない！
宝塚の楽曲といってもアニメや歌謡曲から持ってくる演出家の先生もいるので、次回はサイトーの犯行に使用された楽曲にチャレンジしようかと。ただ、言葉を大事にという点からは大きく外れるかも知れないです。アニソンなのと、その割に歌詞がビジュアル系っていうか厨二っぽいっていうか、そういう代物なので…。
とはいえ、最近ロックっぽいもの歌ってなかったですし、アニソンに向いてる声(箸にも棒にも引っかかるような個性がないので、現実感のないものを歌うのに向いている、という意味だと理解しています)って言われたこともあるし！
ただ、宝塚で聞きすぎてて原曲を全然知らないので、会社休みの今日であるのを幸いに、ちょっとお勉強します。