見出し画像

【練習録音03】罪な薔薇【完了音源UP】

【歌詞】https://www.joysound.com/web/search/song/114080

●1日目 2021年12月23日(木)

ディスガイアっていうアニメの二期の主題歌?らしいです。私が聞いたのは専ら宝塚のショーでです。オタでアニソンとかやたら使いたがる演出家の先生がいましてね。(今でもキリヤンの退団公演で残酷な天使のテーゼはやりすぎだったと思ってるぞサイトー…。)
大好きなショーで使われてたのでそれこそ比喩でなく何十回と聴いているのですが、当然アレンジもされてればフルコーラスではないので、これを機に原曲を勉強しました。とはいえ、原曲の伴奏の感じと細かい歌い回し、ショーにはなかったCメロ部分などをお温習いしただけで、アニメの世界観までは調べなかったので、どういう意図でこの曲が選ばれてるか判りませんが、全体聴いて思ったのは「アリプロ系」=自分には無理、何故なら声が可愛くないから。あの世界観って歌詞がドロドロしててもアレンジが華麗で声が可愛いからバランスが取れてるんだと個人的には思ってるのです。ではどうしよう、ってなったとき私の中の引き出しにはヴィジュアル系しかありませんでした…。しかもD'ERLANGERとBUCK-TICKで止まってるめっちゃ原初V系。ラクリマやシドなんかは音でしか聴いたことないのでV系たる所以を良く知らないですしねぇ。
そんなこんなで頭の中にkyoちゃんにちょっといてもらって、何度かキィ合わせをして、録音に臨みました。

1日目

結果、ここ何年も封じられていたロック魂が炸裂して、ずっとずっと課題にしてきた「やりすぎない」をぶっちぎっておりました。もう歌いながら伴奏聞こえない聞こえない。カラオケルームじゃないんでステレオで天井から音がガンガンするとか言う素敵環境なら兎も角、ささやかなSwitchから出てくる音ですから、私のバリバリのシャウトが乗っかったらそら聞こえませんわ。お陰でリズム外して早出したりしてるところが幾つか。後はもう子音だの声そのものだのが出過ぎ。特にサビ。コレを抑えるにはどうしたらいいだろうって考えたら、やっぱり作り込むしかないので、kyoちゃんにはご退場頂いて、私の声で出来るこの曲へのアプローチを考えねばなりません。
同じV系でもソフトバ時代の遠藤遼一氏系の色っぽい系の方がまだしも音量は抑えられるかもですね。キィ下げないと…いや、キィは下げずにあの雰囲気が出ればいいわけだから…。昔遠藤遼一氏の低音に憧れて憧れてもの凄く低音ばっかり出す練習してたことあるんですよ。だから上は出ないけど下は普通の女子より出るんです。地声自体は本当はそこまで低くなかったんでしょうが、長年の訓練の癖で今では低音が楽です、話してる時でも。
とりあえず今日の教訓は、ロック魂は炸裂させすぎない、「やりすぎない」という注意はいついかなるときも忘れない(カラオケ屋以外では)、というところでしょうか。明日は脳内には遠藤遼一氏にいて頂くことにします。


●2日目 2021年12月24日(金)

さて、脳内に遠藤遼一氏にいて頂いた本日ですが、大分トーンは抑えめになりました。ただ、私の遠藤遼一氏へのイメージとしてどうしても横隔膜の一番下を使う声っていうのがありすぎて、やっぱりキィを一つ下げました。ただ、危惧したほど声真似っぽくはなってなかったです。まぁ真似しようにも全然似てない声ですしね。
声の大きさが抑えられて大分伴奏も聞けるようになったのですが、やっぱりショーで全く使われてなかったCメロは馴染みが薄くて、どうにもあやふやになりがち、かつそこの伴奏のリズムが凄く薄いので、結果もの凄く遅れてました。
まずはなにより伴奏にジャストで合わせることですね。歌い方のイメージは掴めたので、大体この方向性で行けば曲に合わないってことはないだろうっていうのは何となく判った気がします。
ただ一箇所どうしても、本当は溜息のように低く歌う所なんですけど、ショーのアレンジがそこに被ってるコーラスの、高音部分メインだったので、うずうずする気持ちを吐いておくために、3回あるうちの一回だけはショーアレンジにしてます、原曲ファンの方いたらすいません。

2日目


●3日目 2021年12月25日(土)

出来る所と出来ないところがくっきりはっきりして参りました。やっぱり耳馴染みの薄いCメロがどうしても上手く転がりません。テンポもずれるピッチもずれるブレスも上手いこといかない。課題はここなので、重点的にここを聞き込むしかなさそうです。
歌い方は、やっぱりちょっと落ち着けた方がいいようで、脳内の遠藤遼一氏にフル稼働して頂いてますが、遠藤遼一氏がいなくなってキィを上げたとしてもこれが保てるかというと、半音上がると大違いなので、多分パワーで当てて出さないと上は出ないでしょうね。
一般的なキィの女性はなんでこんな軽々と高い声で歌ってるんでしょう…不思議でしょうがないです。ミックスボイスの使い方なんだろうとは思うんですが、全然上手いこと上に行きません。まぁ遠野あすかさんだって本田美奈子さんだって地声と裏声の切替は苦手だったじゃないか…と心を慰めておりますが、彼女達は切替以外に苦手がないので寧ろ抉ってるかもです。
とりあえずヒントらしき物は得たので、あとはCメロ!

3日目


●4日目 2021年12月27日(月)

昨日お休みしたのは星組の大千穐楽ライブビューイングを見るために名古屋に日帰りしたからでした。何故名古屋かって、私のボンクラ映画友達で私が足を引っ張ってヅカ(星担)の沼に引きずり込んだ友達が、姫路在住なんですよね。だから間を取ると名古屋になるのです。やっぱり一緒に観て観た後盛り上がって話したいですもん。遠いから滅多に会えないんで話したいこと溜まるし。
というわけで早起きして名古屋に出かけたので録音してる暇がなかったのでした。
この選曲は星組のショーからなので、「Cメロで困ってるよぅ」などと愚痴も聞いて貰いつつ、これから先の選曲の相談にも乗って貰ったり、また満ち満ちと充電出来た物も大きかったので、一日休んでもマイナスにはならなかったと思ってます。
で!お陰様でか今日はCメロも上手く入って、赤見ればお判りでしょうが、難癖つけるならロングトーンで声出すぎた位。もたりも遅れも看過出来ない程はなかったし、これで仕上げでいいじゃん!…と思ったんですが……Cメロを練習するために、自分のキィでちゃんとメロディを捉えるために(原曲聞いてるとキィ違いますからね)ガイドメロディを目一杯の音量に設定してあったのです……。直すの忘れまして、まんまとそのまま録音してしまいました。すぐ歌い直そうと思ったら、もう終わったと思った猫が騒ぎ始めてですね…。
ただ、ガイドメロディさえなければ絶対OKな音源だった筈!っていうのが口惜しすぎて、猫をなだめすかしなだめすかし、何曲かイントロに鳴き声が入っちゃってるのを止めてやり直してを繰り返し、なんとかガイドメロディなしを録音しました!なので本日実質二回。

4日目

一回目よりはロングトーンの音量抑えたつもりなんですが、それでも出過ぎてます。あと、Cメロが上手くいったのはまんまとそのガイドメロディのお陰でした…。そこの出だしのフレーズってドラムないんですよ。その後のフレーズも歌詞の後にフィルイン一発入る程度のドラムの薄さで、ドラムを頼りに歌を歌ってる私はまんまと迷子になってます。なろうことならクリック聴きながら歌いたいですもん。ジャストにするためというより、基準のために。ドラム叩いてるときは逆に要らないんですけどね、クリック。セッションだと特に周りの方々との兼ね合いもあるし。歌っててもドラム叩いてても、やっぱり何人かの中に混ざると余り自己主張はしないようです。
どうするか悩んだんですが、今手元にイヤフォンジャックつけられるクリックないし(アナログなメトロノームならあるんですが…)、これはもうない以上私のリズム感はこんなもんだということで、完了とすることに致しました。

UPした音源はこちら → https://youtu.be/k7nwvDxIWrE

そして昨日友達と語ったことにより、選曲の軸というか基準が出来たので、次はさほど悩まずに、SwitchのJOYSOUNDにあるかどうかで決められそうです。その前に、一周目の録音無しで歌った30日チャレンジをお温習いするのもありかな。それにしてもSwitchのJOYSOUNDには紅のマスカレードがないとか……。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?