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歌うことさえできない

2月の半ばに録音記録が途切れてから何の音沙汰もありませんでしたが、なんとか生きてはおります。ええ、ギリギリ。

物理的に録音が途切れたのは、胃痙攣の大発作に見舞われたからで、その後も続く胃の周りの緊張によって、横隔膜を動かす(腹式呼吸をする)ことすら危険だったため、様子をみていたのですが、その後は鬱の気が酷すぎて、強い希死念慮との葛藤やら、ODで救急搬送やら色々やらかしつつ、未だ何とか生きております。


時間が過ぎるのが遅すぎて(辛い時間て長いじゃないですか)、でも今何をも楽しめる心境でもなく、なので仕事だけはきちんとやり、それ以外のことは本当に何にも出来てません。録音途切れてるだけではなく声楽のレッスンにも行けてません。


ただ、寝るときに、昔の自分の録音を聴いてます。2018年に、60曲くらいかな、バックはJOYSOUNDのカラオケっていう今と全く一緒の環境で(スピーカーはまだなかったので全体的にバックの音が小さめ=自分の声が聞こえすぎてぅあああってなります)、録音したことがあって、その時の音源を。

もう、今でさえこの下手さなのに当時と来たら、もう色々とやり過ぎていて恥ずかしすぎて布団の中で「ぎゃーーーー」って暴れ回りたいですけど、しません。

ナルシスティックに俺様上手いでも、はたまたドM的に俺はこんなに駄目な奴なんだ、でもなく、聴いていると兎に角口惜しいし、ここはもっとこう歌わないと!という今の指針も湧いてきて、生命力すら途絶えそうな今、何とか、そのほんのちょっぴりの向上心が、重たすぎて投げ出しそうな「日々を生きる」をなんとか支える一助であります。


勿論一番の助けは我が家の猫で、この子がいなかったらもう私はこの世にいないです。

例えば一緒に飛び降りたってちゃんと一緒に死ねるか判らないし、ましてこの我が手で刺殺なり扼殺するとか、絶対絶対絶対無理すぎて、そしてこの子は認知症で、母ですら無駄鳴きをうるさがる位なので、私以外の誰にも託せる訳がない、ってなったらこの子の為にというか、この子と一緒になんとか、生きて行くしかないです。


途切れた曲と同じ曲から始められるかどうかも、どの位先になるかも判りませんが、とりあえず日々死にそうにというか「ぶっ56すぞおめぇこの下手くそがよ!」とぶん殴りたくなる己の録音を聴いているので、絶対、絶対リベンジします。


今日は、仕事がおやすみです。つまりやらねばならないことがなにもないので、どうしていいかわからず、辛い時間をぼんやり過ごしながら、とりあえずこれを書いてみました。

とりあえずながら、生きてます。

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