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年金制度の非倫理性と悪魔性

年金保険料納付書は、人をどん底に突き落とす悪魔の手紙

 夕方、年金保険料の一年分の納付書が届きました。

 去年7月から一年、免除したのです。

 とても憂鬱です。

 なぜなら、収入がないからです。

 「昨年から今年にかけて、収入ないのに(今年はまだ3カ月しか働いてない)、これが来るって、どうかしてんじゃねーのか?未来のために、今が苦しくなるって、制度が終わっている。」と、思いました。

 昨年、こちらの記事で書いたように、年金制度は何から何まで洗脳・マインドコントロールの手法が使われており、情報商材と本質的に同じです。

「無収入でも払え」という無茶苦茶な制度

 こちらのページを見て、改めて、無茶苦茶な制度だと感じました。

 無職でもニートでも、支払い義務が生じ、かつ支払えない場合、本人だけでなく同居家族の財産まで差し押さえになるそうです。

 893の取り立てを思わせます。

 誰も疑問に思わないのでしょうか。

 実際、調べてみると、疑問に思わず、「保険料を払えない人が老後に困っても自業自得」みたいな意見もありました。

 これが恐ろしい発想である自覚がなく、システム自体に何の疑問も持っていないことが明瞭でした。

 この点は、「体に不調があったら、病院へ」「選挙は国民の義務だから」「感染予防に567枠珍」という人たちの思考停止と同じものです。

 これは、別のページですが、ある相談者のコメントも、貨幣経済に深く閉じ込められたものばかりで、閉口しました。

 私は、この相談者はクズだとは思わない。

 ここまでよく正直に言ったものだと思います。

 コメントより。

"税金、年金、保険、等々、これは現状良いか悪いかわかりませんが個人が世の中でお互いに生きていっている最小限度の「責任」なのです。"

 貨幣経済が諸悪の根源であることが全くわかっていません。

 何が責任だ。

 保険は、未来の不安を煽ってお金を徴収するPRS(問題ー反応ー解決)だし、税金は、某宗教団体への献金じゃねーか。

 他にも、「親に感謝しましょうね」とか「払わないと後悔しますよ」などの、上から目線の説教か、貨幣経済前提の脅しばかりです。

 これが、隷属を望む大衆の発想なのでしょう。

 老後ではなく、今苦しいんだよ!

 さらに苦しめてどうするんだよ。

 あまりに年金をどう払うかとか、免除・猶予制度に意識が向き過ぎて、今、目の前にいる人の苦しみが見えてない。

 人間脳が使えていません。

 爬虫類脳は、相手がどう思うかという想像ができませんから。


困っている人の痛みに無関心な年金制度関係者

 昨年いろいろ調べましたけれど、国民年金を合法的に離脱する方法は、海外移住以外にありません。

 そして、相談に対して、まともに答えている人の大半は、「老後にお金があると安心ですよ」というおなじみの結論で終わります。

 今を犠牲にしていることと、貨幣経済の悪魔性には全く気づかない。

 また、「国民年金を離脱する方法はありませんか?」という質問の答えは、「ある」か「ない」のいずれかしかない。

 これに「老後にお金があると安心ですよ」と答える人は、相手の話を聞いていないか、国語力がないかのいずれかです。

 老後の話なんてしてないというのがわからない。

 きっと、頭の中にテンプレートができていて、五感が働いていないのでしょう。

 これは私の体験ですが、「今、収入なくて、払えない。なのに、通知書が来て、絶句した」と言っても、「老後にお金が~」を言われたこともあります。

 「だから、老後のことなんて、どうでもいいんだって。聴いてない話で、しかも脅迫するなってーの」というのがわからない。

 まとめると、年金制度はシステム自体も、管轄事務所も、相談に応じているネットのあれこれも、全部「貨幣経済の奴隷」という点で同じです。

 自分たちが、洗脳・マインドコントロールの手法を用いた話法を使っていることにも無自覚です。

 この点は、情報商材の強欲な詐欺師どもと同じです。

 これについては、こちらで書きました。

 彼らは、困っている人、苦しんでいる人、痛みを覚えている人の味方では断じてありません。

 年金のいろいろが起こる度に、年金というシステムだけでなく、貨幣経済の本質への、強い憤りを覚えます。

貨幣経済のない時代の方が長い

 では、貨幣経済はなくせるのかと言えば、可能です。

 というより、人類史の中では、比較的最近のシステムですから。

 ついでに言いますと、「政治も宗教も法律も無かった時代の方が、遥かに長いのです。」

 マネーの悪魔性については、本の要約という形で、こちらで書かれています。

 もっとも、コメントで指摘されているように、貨幣経済をなくすには、多数の人々の精神性がもっと高くならなければ、『北斗の拳』の世界のような、弱肉強食の世界になってしまうでしょう。

 今よりももっとひどい世界になります。

 力もなく、弱い人たちは、なすすべもなく死ぬか、強者の餌食になってしまいます(今も起きていることではありますが)。

 変化よりも隷属を、尊厳・自由より囲い込まれた安楽を、大衆が望んでいる以上、貨幣経済の消滅は容易なことではありません。

 もっと全体を考える人が増えて、社会洗脳や制限された思考から自由な人が増えない限りは。

愛と真逆なことは、霊界・宇宙ではアウト

 納付書や督促状の送付、無収入の人からも保険料を徴収すること、また財産差し押さえといったことは、合法的であるのでしょう。

 しかし、倫理的には、かなり問題含みの制度であるのは、明らかです。

 さらに、

・お金のない人からさらにお金をむしり取る
・お金のない人がさらに苦しむようなことをする

 これは、宇宙の法・霊界法則いずれに照らしてもアウトです。

 愛と真逆だからです。

 搾取・抑圧しているからです。

 地上の法はどこでも通じるわけではない。

 隷属を望む大衆の中だと、こういう意見の方が少数派ですが、宇宙・霊界だと、比率が逆転します(笑)

 「その生涯をうちひしがれた人々、圧迫された人々を救うために力を尽した」(『シルバー・バーチ霊言集』)トマス・ペインに倣いたい。

 納付通知書が来たことで、ますます、お金の悪魔性がいかに我々の思考を歪め、制限しているかに思いが至りましたし、こういう悪魔に屈してはいけないとも思いました。

 貨幣経済は、悪魔です。

 人から、愛・共感・想像、他者を思いやる心をなくすように仕向け、爬虫類脳で考えるように仕向け、強欲と弱肉強食を正当化するシステムです。

 その枠組みの中に年金制度があるのですから、これが本質的に、人を助けるものでないのは明らかだと思うのですが、未来の不安をかき立てられ、偽の安心を手にして浮かれている人には、わからないようです。

 枠珍打って安心している人と同じです。

このタイミングに支払納付書が来た理由

 ちょっと別の角度から書いてみます。

 年金事務所の処理とは別に、このタイミングに納付書が来たのは、私がお金を忌避し、お金のことから逃げたがっているというのがあったように思われます。

 もうお金のことも、「お金のために働く」ことも、何もかもが苦痛です。

 これをお読みくださる方の中には、同じ思いの方もおられるでしょう。

 貨幣経済の悪魔性という本質が見えてしまっているので、瞬時にからくりが見えてしまうようになりました。

 そうかといって、無知な羊のままだったら良かったかというと、それは違います。
 
 話を戻します。

 そんなことをつらつら考えていた時、バーバラ・マーシニアックの『プレアデス+かく語りき』を開いたら、こんな一節が目に入りました。

あなた方は、人生のある領域においてだけ自分が欲する現実を創造することができて、それ以外の領域においては、そういう力がないということを信じますか。あなた方の人生のある部分に関しては、自分では全然コントロールできないと主張しますか。社会が許さないといえば、当然、あなたのものであるものを諦めますか。人生における出来事は、どこからともなく突然やってくるものではありません。

バーバラ・マーシニアック『プレアデス+かく語りき』ナチュラルスピリット、2021、p,167

 最初の三つの疑問文には、「否」と答えました。

 最後の一節「人生における出来事は、どこからともなく突然やってくるものではありません。」、これは飲み込むのが容易なことではないですが、やはり、この状況は、私が招いたものです。

 これは、私のレッスンだと感じました。

 これは、「思考は現実化する」という概念であり、同時並行で読んでいる『セス・マテリアル』でも扱われているものです(正確に言えば、セス・ブック全3冊で扱われています)。

 実際的に、年金免除・猶予申請するのとは別に、このことをしっかり学ぶ必要がありそうだと感じました。

 この記事では扱いませんが、「思考は現実化する」という概念は、引き寄せや自己啓発系の情報のせいで、とても安易な説明がされているように感じます。

 これは理解するのに時間のかかる概念であり、同時に、おそらく、理解できてしまえば、自分の思考に、もっと強く責任を持とうと感じる概念と思われます。

 

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