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全訳ハトホル㉙「Opening the Halls of Amenti(アメンティのホールを開く)」

記事の概要と瞑想後の休養の大切さ

 トム・ケニオンによる高次存在ハトホルの、29番目の惑星メッセージの翻訳をお届けします。

 大部分は、2010年10月31日に行われた世界瞑想の説明に割かれています。

 ただ、この時に行われた長い瞑想のやり方を、どこかで時間を作ってやってみるのは良いかもしれません。

 また、瞑想の後の、休息時間の重要性を強調している点も大事です。

 大抵のハトホルのサウンド・メディテーションは、5~15分程度ですが、終了後、最低、5分は何もしない時間を設けることをお勧めします。

 自分でははっきり感じられないかもしれませんが、その時間に、体は瞑想体験を統合しています。

 ですから、例えば瞑想時間が5分だとしたら、休養時間に最低5分取り、合計10分は瞑想時間として確保する必要があります。

 もし瞑想の効果を強めたい・深めたいとお考えなら、休養のプロセスは避けては通れません。

 私は、サウンド・メディテーションを行った後は、横になって、文字通り、「何もしない」ようにしています。

 スマホをいじらないのはもちろん、刺激が入ることも極力しない。

 音楽を聞いている時間を「陽」とすれば、休養時間は「陰」と言えるかもしれません。

 「陰」があるからこそ、「陽」は活気づきます。

集団の変革は個人の変革によって起こる

 トムが、ハトホルたちに初めて会った頃から、彼らが「集団の変革は個人の変革によって起こる」と言ってきたことを紹介しています。

 ハトホルたちが、個人としてどうあるかに主眼を置いているのは、これまでの記事から明瞭ですが、それは、この考え方を彼らが持っているからです。

 DSが、とても長い年月にわたって、「個人は無力な存在で、大きな力などない」という洗脳を流布させてきましたが(アニメ・漫画・映画・テレビゲームではこの逆ですが)、それと真っ向から対立する考えをハトホルは持っているだけでなく、それを思い出すような情報・概念も、折々に与えてくれます。

 もちろん、彼らが強調するように、その情報を取り入れるかどうかは、あくまでも個々人の選択に基づいています。

 群れることは誰にでもできますが、「集う」のは個として立った人にしか、できません。「群れる」と「集う」は、似て非なる営みです。

人類の原語について

 ハトホルは、「人類」と言う時は、大抵"humanity"という単語を使います。

 この記事で初めて、"mankind"という単語が出てきました。

 この"humanity"と"mankind"の違いは、記事とは直接の関係はなく、私が個人的に興味を持っていることです。

 この違いへの興味は、こちらの「やつろぐ」にある、ジーン・デコードの発言を知って以降、芽生えました。

 "human"と"mankind"は、遺伝子的に全く別の種だと示唆されています。

 本当にそうなのかどうか、判断する知識を私は持っていませんが、氣にはなりました。

 ハトホルの翻訳で、私が「人類」の原語を括弧表記で入れているのは、このジーンの情報があるためです。

 ハトホルは、明瞭に情報を伝えてくる存在なので、"humanity"と"mankind"を無造作に使っているとは思えませんが、今のところ、両者の区別を説明した記事は、目にしていません。

 あくまでも、今のところ、私の個人的興味に過ぎませんので、このテーマは、無視していただいてかまいません。

ハトホルの記事の四タイプ

A:「物事の全体的な理解を与える」
B:「意識や視野を拡大する、地球にまだない、あるいは隠された概念の紹介」
C:「地球規模の変容の波にうまく乗る、あるいは影響を軽減するワークの紹介」
D:「ワークショップやイベントの紹介」

 このハトホルの四つのタイプの内、今回の記事は、AとCとDを扱っていると思われますが、多くはDの記述に割かれています。


Opening the Halls of Amenti(アメンティのホールを開く) 2010/10/11

翻訳者:jacob_truth 翻訳完了日:2021/08/15(日)

原文:

2010年10月31日のワールド・メディテーションに向けての最終指示

 このワールド・メディテーションの「エネルギー」は、太平洋夏時間の2010/10/31午後12時1分に始まり、翌日の2010/11/1(月)正午12時1分まで衰えることなく続きます。

 太平洋夏時間の午後3時、ワシントン州シアトルのイベントに集まったグループは、前回の惑星メッセージ「The Crystal Palace Within and Opening the Halls of Amenti. 内なる水晶宮とアメンティのホールを開く2010/08/29」で御説明したように、1時間の瞑想に入ります。

 このメッセージを見て、この瞑想の順序を理解していただきたいと思います。1時間の集会では、希望者はエネルギー的に参加することができます。瞑想を3回、約45分かけて行います。これはパワフルなエネルギーになります。

 この1時間の間に参加される方は、瞑想を3回行った後、15分間の静寂に包まれることを強くお勧めします。あなたの進化と意識のレベルによっては、同時に複数の意識領域に移動し、3次元の時間と空間に戻るのに時間がかかることがあります。ですから、この15分間の沈黙と休息は、決して個人の楽しみのためではなく、これから開かれる広大な意識領域を統合するために、絶対に必要なものなのです。

 太平洋夏時間の2010/10/31午後12時1分から11/1午後12時1分までの24時間の間に、前回のメッセージ「内なる水晶宮とアメンティのホールを開く 2010/08/29」で御説明したような瞑想を行うことで、あなた方は大きな利益を得ることができるでしょう。

 言い換えれば、これはあなたが参加できる惑星のエネルギー波なのです。あなたが希望しないなら、シアトルのグループに合わせて瞑想する必要はありません。しかし、シアトルのグループが集まっているこの1時間と、その後の数時間は、放出されるエネルギーが最大の強度となることが予想されます。

 この世界瞑想の目的は、2つあります。1つ目は、「アメンティのホール(The Halls of Amenti)」という比喩的な言葉に象徴される、「自分自身の」高次のマインドへの個人的なアクセスを起動して、ホールを開くことです。この個人的な活性化の目的は、「自分自身の」高次のマインドの贈り物を、「自分」にもたらすことです。新しい創造的な思考は、知恵と一緒になって、「あなた自身の」人生を高め、「あなたの」人間関係を高め、個人的な勇気とインスピレーションの神秘的な発生を通して、あなたのコミュニティを高めます。これらは、あなたが自分の「アメンティのホール」、つまり自分のハイヤーマインドを開いた時に、「あなたに」もたらされる贈り物です。

 「アメンティのホール」という言葉の2つ目の意味は、私たちが全人類(all humanity)と未来の世代のために行うエネルギー的な仕事のことです。それは、あなたとは無関係に行われるエネルギーであり、あなたや、シアトルに集まるグループを巻き込むものではありません。

 「アメンティのホールを開く」というアクションには、多次元のエネルギーが含まれています。前述の24時間の間、特にシアトルのグループが瞑想している1時間の間に、私たちはそれに取り組むことになります。私たちは、これらの並外れた多次元のリソースを編成します。そして、エーテル領域に存在し、エジプトのギザ台地の下に物理的なアンカーを持つ、実際のアメンティのホールを開きます。これは、全人類(all mankind)の勇気とインスピレーションのために行われるものであり、全生命の向上のための新しい理解と知恵を伴った新しい技術を前進させるためのものです。

 この瞑想に入ることを選択した皆さんは、時間と空間を超越し、自分の高次の性質の翼で飛ぶことになります。

ハトホル 2010/10/11


トム・ケニオンによる見解と考察

 上記の声明の中で、ハトホルたちは次のように詩的に述べています。

 “この個人的な活性化の目的は、「自分自身の」高次のマインドの贈り物を、「自分」にもたらすことです。新しい創造的な思考は、知恵と一緒になって、「あなた自身の」人生を高め、「あなたの」人間関係を高め、個人的な勇気とインスピレーションの神秘的な発生を通して、あなたのコミュニティを高めます。”

 告白しますが、私は詩が好きですが、わかりやすさも好きです。そこで、このメッセージの伝達後、ジュディと私は彼らに、このフレーズを別の方法で述べてほしいと頼みました。彼らはこう答えました。

 “人間が自分のハイヤーマインドに到達し、その領域(自分自身の高次の意識)からの振動の贈り物にアクセスする時、その人はインスピレーションと勇気に満たされます。そして、そのようなインスピレーションと勇気が、その人の行動を通して、世界を変えることができるのです。”

 この視点は、数年前に初めてハトホルと出会った時から、ハトホルが持っていた視点であり、とてもありがたいものです。彼らは常に、集団の変革は個人の変革によって起こると言ってきました。

 また、この変化(勇気とインスピレーションの流入)をどのように表現しているのか、そしてそれが人間関係(お互いの関わり方)、ひいてはコミュニティにどのような影響を与えるのか、という点も気に入っています。

 この瞑想では、世界のサンガ(靈的共同体)の一員である何千何万もの人々と一緒に参加します。私たちは様々な国から来ており、その多様性は私たちの特徴の一つでもあります。私たちの多くは、異なる言語を話し、異なる哲学・宗教・靈的な道を歩んでいます。そして、私たちのほとんどは実際に会うことはないでしょう。しかし、この瞑想に参加する全員は、「大いなる神秘」の世界に足を踏み入れることになります。そこでは、全生命を高めるという唯一の創造的行為のために、私たちの心(hearts)と精神(minds)が一つになるのです。

タイミング

 ハトホルたちは、10/31(日)太平洋夏時間の午後12時01分(正午から1分後)に「ホールを開く」のエネルギーを開始し、11/1(月)太平洋夏時間の午後12時01分までの24時間、そのエネルギーを継続します。この24時間の間、いつでも瞑想のエネルギーに参加することができるとのことです。しかし、彼らが推測したように、エネルギーの最も強いポイントは、シアトルのグループが瞑想のために集まっている間です。これは午後3時(15:00)に行われ、午後4時(16:00)まで続きます。これは太平洋夏時間に基づきます。ワークショップが開催されている間、アメリカ北西部はこの時間を基準にしています。これをあなたのローカルタイムに変換するために、「ワールドクロック(World Clock)」を含む様々なインターネットの時間変換サイトを見つけることができます。

 私は、ハトホルが勧めるように、瞑想を3回行った後の15分間の休息と沈黙の時間の重要性を強調したいと思います。この瞑想は、特に3回連続して行うと、精神に大きな変化をもたらします。瞑想の直後は、三次元の現実に少し混乱しているかもしれないと言うのは、私の考えでは控えめな表現です。彼らが言うように、この休息と静寂の期間は、個人的な楽しみではありません。体験を統合するために必要不可欠なものなのです。

実践編

 ウェブサイトの「listening」セクションにある瞑想用サウンドトラック「The Crystal Palace Within」のより頻繁なダウンロードに対応するため、サーバーの容量を増やしました。しかし、実際の瞑想の前に、ウェブサイトから直接サウンドトラックを再生するのではなく、御自身でコンピュータやMP3プレーヤーにダウンロードしていただければ、非常に助かります。新しいハトホルのワールドアクティベーションが行われる度に、より多くの人が集まってくるようですが、瞑想の時間にあまりにも多くの人が再生やダウンロードのボタンを押してしまうと、最善の努力をしてもサーバーに負担をかけてしまう可能性があります。ですから、瞑想の時間に私たちのサイトから再生しなくてもいいように、イベントの前に瞑想トラックをダウンロードしておいて下さい。

 このサウンド・メディテーションが生み出す心(mind)の変化や状態を熟知するために、イベントの前にメディテーションの完全な説明を読み、少なくとも1回、できれば数回、瞑想を体験しておくことが重要です。

 もし、時間と気持ちに余裕があれば、「The Art of Jumping Time Lines 時間軸を飛び越えるアート  2010/08/03」を読むことを強くお勧めします。このメッセージを読むように提案しているのは、これがハトホルの活性化の間に起こる現象の一つであると考えているからです。つまり、瞑想をしている人は、一時的にタイムラインを飛び越えて、より善良な世界に移行し、それに伴って進化が加速する可能性があるということです。

 ハトホルたちは、このワールド・メディテーションは、参加することを選んだ私たちにとっても、より広い人類の家族(human family)にとっても、その範囲は驚異的なものになるだろうと話しています。私たちが一緒に足を踏み出しているのは、斬新で大胆な一歩です。私たちがより高い性質へと飛び立っていく時、この集団的なアセンションの祝福があなたとあなたの愛する人たちに及びますように。

トム・ケニオン


以前の翻訳記事はこちらをご覧下さい。


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