天気
「覆(くつがえ)された宝石」
のような朝
何人か戸口にて
誰かとささやく
それは神の生誕の日
出典:西脇順三郎
高校の時に
現代国語で
出てきた詩です。
自分の部屋にあった
宝石箱。
その宝石箱が
何かのきっかけで
覆された。
覆された
多くの宝石は
窓から差し込む
朝日を浴びて
キラキラと
輝く。
家の中には
自分一人。
その時
誰かが
戸口で
ささやく
声がする。
神々の
生誕の日とは
こんな
穏やかな日
なのでは
ないだろうか。
私なりの
この詩の
解釈です。
夕日を浴びて
海面が
キラキラ輝く
光景。
こういった光景も
穏やかな
ひとときだと
思います。
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