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自分の人生を変えた漫画その1『アイシールド21 』

まえがき

どうも、お疲れ様です。マンガ大好きJACKPでございます。今回は、自分にとって人生を大きく変えるほどの影響を与えた漫画をご紹介しようと思います。いくつかあるのですが今回は第一弾と言うことで、学生の頃読んで自分に影響があったマンガです。気になった方は是非一度読んでみてください。学生の方とかは人生変えられやすいかも知れませんね!

人生を変えるほど影響を与えられたマンガその1 ーアイシールド21 ー


今回ご紹介するのは、週刊少年ジャンプ連載のアイシールド21 というマンガになります。皆さん、Dr.stoneというマンガ、アニメは知っていますね?今まさに3期アニメがやっています。このマンガの原作者が稲垣理一郎さんなんですが、同じくアイシールド21でも原作を担当なさっています。節々にあぁ、アイシールド21と同じ台詞回しだとか、なるほど同じ原作者と思わせる描写が多々あります。そんなこの漫画ですが、私が子供の頃に、連載していたものになります。およそ21年ほど前になります。小中学生くらいですかね。ここで詳しい連載情報を見てみましょう。

2002年7月23日-2009年6月15日 巻数全37巻 話数 全333話

もうずいぶん前ですね。意外と短くて7年ほどの連載でした。それでもこの七年間は毎週楽しみで、当時子供だった自分はこの作品のおかげである程度充実していたと思います。

主な漫画の内容

さて、ではこのマンガ、どんなものなのと言うと、アメリカンフットボールをテーマにしたスポーツものになります。一見日本とは縁遠いイメージですが、意外と高校はアメフト部があるところもあり、当時私もアメフトやりたくてアメフト部のある高校を受験しました(落ちましたが。

とにかくスポーツ漫画として類にもれず、色々役に立つ、ためになる情報が多いんですよね。こういうのはスポーツもののいいところだと思っていて、詳しくは後で説明しますが、このアイシールド21 のおかげで自分を変えることができたほどです。

自分の人生を変えられた話

 では一体このマンガの何が自分の何を変えたのかお答えしましょう。
自分、運動音痴ののび太くんだったんです。小学生の頃、足が遅くて体力皆無、運動も苦手、勉強もできずにゲームくらいしか取り柄はなかった。(そのゲームも上手いというほどではないですが)外で遊ぶのも苦手で、足遅いし体育もどちらかというと嫌いでしたね。

 そんな自分がこの漫画に出会ったわけです。アメフト漫画やろ?関係ないやん!と思うかも知れませんが、ご存じの方もいるでしょう、このマンガの主人公は、虚弱で気弱なビビりのパシリなんですよ。今で言う勉強もできないデクみたいなレベルです。ただ一点、主人公の並外れた能力があって、それが、足の速さなんです。

 主人公はとにかくパシリのおかげで足だけは早かった。それが功を奏し、ヒーローになっていくわけです。すごいじゃないですか、運動もできない、体力もない虚弱な男が、足がちょっと早いだけでアメフトの世界で英雄になれる。つまり子供の私は考えたわけです。かっけぇ、足が早けりゃ自分もここまでスポーツ得意になれるのかと。当時足が速いはステータスとしてかなり優秀で、それだけでモテるし、いろんな部活に引っ張りだこ。つまり足が早ければどんなスポーツもできるし、鍛えたらなんだってやれると。そう思った自分は、マンガをとにかく読みまくりました。

 このマンガはとても丁寧に筋トレの仕組みや速い走り方の知識、技術等が書いてあるんです。速く走る足の角度とか踏み込みとか、筋トレ豆知識もすごくためになるので、まとめてメモしたり。それからとにかく放課後はその内容の練習。

子供って特訓とか修行が好きじゃないですか。なんで毎日マンガみて色々試して技を練習して、ひたすら磨き上げていったんです。河川敷で走りの練習とか、カットステップをひたすらやったりとか。それと並行して体力をつけたかった自分は、体力と足の速さ、どっちも一緒に鍛えるために、周りの同級生たちを誘ってほぼ毎日、街中ケイドロという遊びをやりました。

 これがとても良くできていて、単純に体力、筋力の上昇だけでなく、瞬発力、判断力、そして相手を躱して避けるためのカット力を同時につけられるんです。ケイドロは3回タッチしないと捕まらないとか、捕まっても仲間が来れば助かるとか、単純な鬼ごっこでは得られない良さがあります。まさにそれは、アメフトととても似通っていた遊びだったんです。のちにこれをアメフト風に昇化させたタッチフットという遊びも仲間とすることになりますが、大部分はケイドロで鍛えてました。その甲斐あって1.2年ほどで、クラス1の速力と、アメフトと同じく敵を避けるための鋭いカットステップ、そして体力がついたのです。

 それからはもう勢いづいて、肉体的にも親指だけで腕立てもできるし反復横跳び上体起こしがもうクラストップレベル!シャトルランとか最後まで残るのが最高に気持ちよくて。とても充実してましたね。マンガ読んでここまで変わるかと。すごい変わりようでしょう。アイシールド21に出会っただけで、運動に対する認識や自信も段違いになったんですよね。今でも走ることが大好きです。短距離走は特に好きですね。

マンガのおすすめな点

そんな私が本作のお勧めする点をいくつかご紹介していきます。普通に漫画としてもおもろいです。スラムダンクとか黒子とかキャプ翼とかその他色々読んできてますが、今でも一番好きなスポーツ漫画です。

頭脳戦、タクティクスがすごい

稲垣理一郎さんはとてもロジカル的思考が上手い方で、言葉や言い回し、発想に至るまでとても独創的な内容になってます。ドクターストーンもそうですが、敵との巧妙な頭脳戦がとても緻密で素晴らしい。どうやったらこんな作戦考えつくんだ?と。ヒル魔や千空の発想はこの人から出てるものだと思うと、同じ人とは思えませんね。本当すごい。

絵の画力が群を抜いている

村田さんという今ワンパンマンの作画を描いている方が作画担当していて、とにかくジャンプの中でも抜群に画力があります。キャラ、エフェクト、背景、これら全て一級品で、女性キャラがうますぎる!フブキ、タツマキとかも最高ですね。

少年漫画の熱、友情努力勝利

ストーリーがちゃんとジャンプしてるところは流石です。最終的には仲間の信頼と努力した結果を持って勝利するので、度々心燃え上がる展開があります。この熱と、仲間、そして努力が子供の心を掴むんですよね。

今までにない唯一のスポーツジャンル

アメフトマンガって、そうないんですよ。今でも誰もやらない独自のジャンルというか、アメフトでアイシールド21を超える作品はもう誰もできないということでしょうかね。自分はこの漫画でアメフトのルール、ポジションなどを全部覚えました。簡単に楽しくルール覚えられるのはマンガのいいところですね

実際に実現可能な必殺技、テクニック

 これが個人的はすごく助かりました。このマンガに出てくる必殺技は全て、おおよそ実現が可能なんです。アニメ化もされていて、その幕間で実際の選手たちが技やテクニックを披露したりもしていて、とても勉強になりました。マンガ内でも、主人公の必殺技、デビルバットゴーストのステップ解説があったので、ひたすらそのステップを練習し続けて、半年〜1年ほどでマスターしました。

魅力的なキャラクター

キャラがいいです。アメフト部のメンバー、ライバルたち、主人公のヒロイン、そして裏主人公。ドクターストーンでは千空が主人公でしたが、これはヒル魔という千空とほぼ同じキャラが主人公たちを含め皆んなを引っ張っていき、頭脳戦で何倍も強い強敵たちを倒していくので、キャラとしてかなり魅力的でした。この展開はドクターストーンに受け継がれている気がします。

終わりに

さて、とても熱く語ってきましたが、少しでも良さが伝わったでしょうか?アメフト知らない興味ない人でも自然とルール覚えちゃうほどわかりやすく引き込まれる画力、展開なので、いきなり入っても全然楽しめます。アニメは途中で終わってますが、いつか続きがあればいいですね。スラムダンクもあったんだし。これも来てくれ!皆さんも是非一読してみて下さい!
 それでは今回はこの辺で、お疲れ様でした。

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