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【番外編】上司に読んでほしい本

久しぶりにKindle本(電子書籍)を出しましたのでご案内します。
タイトルは、『即効!デキる上司の演じ方 ~部下をソノ気にさせる人心掌握の十訓十禁~』です。

5月19日まで無料キャンペーン実施中です。
よろしければ是非に!

Amazon.co.jp: 即効!デキる上司の演じ方 ~部下をソノ気にさせる十訓十禁~ eBook : 山崎宏: 本

今回は完全なるビジネス書で、部下を持つ上司のみなさん、人材開発研修に携わるみなさんに読んでほしい人心掌握術マニュアルといった内容です。
あとは、対人関係やコミュニケーションに自信がない人にも有効です…。

これまで多くの企業や自治体や医療機関等で、管理職を対象にした講演会や研修会をコンスタントに行ってきました。そんな機会に、受講者から質問を受けたり、アンケートを眺めたりしていて痛切に感じることがあります。

それは、部下の扱いに困っている上司が実に多いということです。最大の原因は、かつて自分たちが育てられた頃と時代が変わってしまったことにあると思います。

バブルがはじける以前、時の上司は絶対的な存在でした。上司が白と言えば、黒いものも白。反対意見を言ったり、問い質したりするなどあり得ないことだったのです。

上司の指示に難色を示したりすれば、「貴様、何様のつもりだ!100年はやい。四の五の言わずに黙ってやれ」と、足蹴にされたり、灰皿が飛んで来たりしたものでした。冗談抜きで。

しかし、時代は変わったのです。自分がやられてきたように今日の部下たちと接しようものなら、ストレートに反抗されたり、水面下やネット上で陰謀を企てられたり、経営上層部や当局へ駈け込まれたりして、上司はあっという間に、管理監督者不適格の烙印を押されてしまうことでしょう。出るところへ出たら、昨今の権利擁護の風潮のなか、負けるのは上司のほうです。

さらに拍車をかけたのが人事評価制度の導入です。昔のようなブラックボックスの評価体制が姿を消し、上司は部下たちを客観的に点数化したうえで、評価結果を面談で直接伝えなければならなくなりました。

かつて自分たちは、当時の上司の気分や好き嫌いで評価されたのに加え、その根拠を訊くことなどタブーだったのに、です。それが、いざ自分が部下を持つようになったら、十人十色の部下たちをきめこまかく採点して、伝えて、納得してもらわねばならないのですからストレスになるのも致し方ありません。納得してくれないどころか、根拠を問われたり、逆ギレされたりしたらどうしようと戦々恐々の上司も多いことがわかっています。

現に、人事面談のストレスで退職に追い込まれたり、ケツをまくった部下からの攻撃に対処しきれずに病んでしまったり、ひどい場合には部下に暴力を振るわれて大怪我を負わされたり、挙句の果てに降格させられてしまったり…。そんなケースは枚挙にいとまがありません。だから、現代の上司たちは、部下と接することに対して、想像以上にネガティブな意識を抱えているのだと想像します。

ということで本書では、そんな過酷で困難な上司という役どころをキッチリと演じきってもらうためのガイドブックになっています。企業等の管理職研修講師のマル秘ノウハウ、マネジメントスクールで習得したリーダーシップ論、古今東西の歴史上の偉人の名言等を紐解くなかから、即効性の高い、デキる上司の演じ方を『十訓十禁』としてまとめました。わかりやすく言えば、扱いづらい部下たちをソノ気にさせる人心掌握術ですね。

昔話の桃太郎がイヌ・サル・キジを、三蔵法師が孫悟空・猪八戒・沙悟浄といったきわめて個性の尖がった部下たちを、うまく掌の上で転がしながら大目的を達成したように、悩める上司たちの視界が開け、上司というのもまんざらではないな…と思っていただけるよう、起死回生のドゥハウをお届けしたつもりです。

あとは、読んでいただいたアナタが、ヤルかヤラないか。
ただそれだけです。

さあ。
演ぜよ、さらば救われむ。
デキる上司は名優たれ、です。

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