【番外編】都議選のこと

昨日、久々にシニアコミュニティ(百寿倶楽部)の会員のみなさんと茶話会をやりました。なかなか多勢では集えませんが、ホテルのラウンジで、アフタヌーンティーセットに興じながら楽しい時間を過ごしました。

話題はもっぱら新型コロナ関連となりますが、やがて、オリンピックのこと、経済保証のこと、政治家の人相や話し方のことに及んでいきました。

と、ひとりの会員が、「こんな摩訶不思議な世の中を少しでも良い方向に持っていくために、私たちでも何かできることってないんでしょうかねぇ」と言いました。

そして、なぜか7人全員の視線が私のほうを向いたのに気づきました。

「んんん、そうですねぇ。一般大衆が出来ることなんて限られてますけど、今だったら都議選ですかね。S政権とJ党が世の中を動かしている以上、現状を変えられる可能性があるとすれば、都議選でJ党にだけは投票しないようにする。棄権はダメ。とにかく、消去法でJ党以外に投票する。そうすることでしか、私たちは想いを伝えることができないんですよねぇ」

私の口をついて出たのは、こんな言葉でした。たしかに、政権が変わったところで、何にも変わらないなんてことはザラにあります。しかし、変わる可能性がゼロでない限り、現状維持よりはベターです。

オリンピックのことだけじゃありません。政治とお金の問題だってそうです。国家のリーダーたるSさんも現政権も、私たちの「?」に真摯に向き合ってくれません。自分たちの考えや想いを一般大衆に理解させようという姿勢がまるで感じられない。バカな国民は黙ってついてくりゃあーいいんだ。そんなふうに思ってるんじゃないかと勘ぐってしまいます。メディアでS氏の気むずかしそうな顔を見るたびに、怒りを通り越してため息が出ます。はじめて政治家に怒りを覚えています。

でも、一般大衆には、そんな国家の上層部に言葉を届ける手段がありません。唯一、可能性があるとしたら、それが選挙ということになります。

今回の都議選は、その意味で、実にタイムリーです。ここでJ党が惨敗したとしたらどうなるか。きっとオリンピックどころではなくなります。一転して、持続化給付金も支給が決定するかもしれません。

だから、本当に現状を良しとしないのであれば、選挙があるたびに、時の政権与党にだけは投票しないこと。それしか私たちにできることはありません。それしかないのです。デモもシュプレヒコールも意味がありません。時間と労力の無駄です。


ということで、私自身は、こんかの都議選、J党には入れません。棄権もしません。例え蜂のひとさしであっても、J党にノーを届けます。

口を開けば10人中9人は現状への不満と愚痴ばかりです。でも、いつだって選挙の結果は変わらない。これまでは、私もそうでした。

でも、今回だけは違います。S氏率いるJ党だけには、この国を託さない、託さない、託したくない。心の底からそう思います。自分もそうだという方は、都議選が意思表示するチャンスです。

さて、どうなるか。結果がたのしみです。

以上、番外編をお届けしました...


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?