ことばのちから

事務局の桜井ひまりです。本年もよろしくお願いします！

昨年2023年末の一ヵ月は、いろいろと新しい経験をすることができました。ほぼほぼボスとずっと一緒だったので、過去のどの年よりも知識と情報を蓄えることができました。年の始めに、そんなこんなを綴っていきたいと思います...。

今回は、言葉に秘められた無限の可能性...のお話です。

ボスから、言葉の持つ３つの機能について教えてもらいました。

言葉とは、人間関係構築のための道具である。
言葉とは、問題解決のための手段である。
言葉とは、意図実現のための武器である。

私たちは、この世にいのちを授かった時に、あわせて３つのものを与えられたそうです。時間（寿命）、使命、そして言葉です。

生まれてから時間を費やしながら、自分の使命をさがして、見つけたらそれを形にして、それを後進に引き継いで、そうしてまた新しい使命をさがしていく...。それが私たちの人生です。

最後のさいごの瞬間に、自分の人生をまっとうできたと感じられるかどうか。それが私たちの人生の価値を決するのだと。

でもこの話は、ボスが作ったわけではなくて、世界の３大宗教のバイブルには、みな記されていることなのだそうです。

ただ、人生をまっとうする道のりはそんなにラクなものではないようで、失敗や試行錯誤を繰り返しながら、少しずつ少しずつ階段をのぼっていくらしいのですが、現実には思い通りにいかない時期のほうが多い...。確かに！

そんな苦境を打開するために、人間だけに言葉というものが与えられたのだ...…というお話でした。

なので、例え今はつらくとも、例え友だちや恋人や家族がいなくても、住む場所や働く場所がなくても、そんなネガティブな状況を覆すことができるのが、言葉に秘められた力なんだと解説してくれました。

「サクちゃんだって、きっとそうだと思うよ。生まれてはじめて社会と接点を持った幼稚園とか保育園とか。小学校・中学・高校・大学に会社。ウチもそうだよね。サクちゃんは自分の言葉の力で結果を出してきたはず。進学とか就職とか転職とか恋愛とか仕事とか...。ぜぇんぶ一緒。サクちゃんの吐く言葉で結果が決まっていくんだよね。

勉強や仕事や、何かでミスった時もそう。それを乗りきることができたのは、言葉の力がきっと大きかったと思うんだよね。意識してたかどうかは別にしてね。これからは、言葉のもつ可能性を意識しながら使っていこうよ。言葉というものに慣れっこにならないでさ。こんなこと言いながら、実は僕も自分に言い聞かせてんだ。人間、すぐ慣れっこになっちゃうからね。

自分の言葉を聞いた相手がどう感じるか。相手にどう感じてほしいのか。どんな気持ちになってほしいのか。そこから逆算して言葉を紡げるようになれたとしたら、きっと世界は変わるんじゃないかな。

だから、お互いに、中枢神経でモノを言わないように意識していく...。来年2024年は、これに取り組んでみない？　一緒にさ！」

こんなことを言っていただきました。

よくあることなのですが、ボスの話を聴いているうちに、なんかこう、胸が熱くなって涙ぐんでしまったりするんですよね。きっと、これも言葉の力、言葉が持つ可能性なのでしょう。

人をハッピーな気分にさせるのも、不快な気分にさせるのも言葉。めげている自分を鼓舞するのも、ギブアップさせてしまうのも言葉。すべての人に与えられた言葉をどう使うかによって、その後の展開には雲泥の差が出てしまう..….。とっても大切なことを再認識できたと思っています。

ボスが最後に言ってました。

「マックの『スマイル　ゼロ円』とおんなじだよね。笑顔も言葉もコストはゼロよ。コストゼロで可能性は∞。使わなきゃ損だよね！」

そして年が明け、2024年がスタートしました。朝から早速、相談の電話を受けました。メールも来ています。いつもの手順に加え、言葉の力と可能性を意識しながら応対している自分がいます。

今年はどんなケースと、どんなクライアントと出会うのでしょうか…。

夢と希望に満ち満ちて、新しい一年が始まります..….。