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未来の「Web3のアタリマエ」を、デザイナーとして作りたい

この記事は、ガウディが実施している「Gaudiy Advent Calendar 2022」の13日目の記事です。


「メタバースって初めて使ったけどめちゃおもろくない?」
「このコミュニティに出会ってから毎日楽しいんだよなぁ〜」

こんな話をいま、日常的にすることはそう多くないだろう。
でも、この世界線が数年後にやってくると僕は信じている。

新しい技術の登場によって、世界のアタリマエが徐々に変化しはじめる。変化の途中で多くの人はそのことに気づかないけど、どこかの瞬間で今までのアタリマエが一気に新しいアタリマエに置き変わってしまう。そんな話を聞いたことはないだろうか。
そう、キャズム理論でいうところの「キャズムを超える瞬間」だ。


キャズム理論における、技術や製品が市場に普及する前の「深い溝」


日本で初めてiPhoneが発売されたのは2008年。僕が大学生のころだ。ガジェットオタクだった僕はすぐにiPhoneを買った記憶があるけど、
「ガラケーの方が使いやすくない?」
「相変わらず変わったものが好きだな〜」
と、友達によくつっこまれていた。

しかしそれから10年以上が過ぎた今、世界中の携帯電話はスマホ一色だ。
そう、スマホはキャズムを超えたのだ。

ちょっと調べてみると「キャズムを超える瞬間」の事例って、たくさんあるらしい。取引先への連絡手段として、FAXがメールに代替され始めた時は「デジタルでお客様に連絡するなんてけしからん!」って意見が多かったようだけど、いつの間にかメールの使用がスタンダードになった。そんな具合に。

そして、キャズムを越えた瞬間の話を耳にする度に「それ当事者としてデザインできたら楽しかっただろうなぁ〜!」と思ってしまう自分がいる。

僕はウェブプロダクトデザイナーだ。ウェブやスマホにおけるお客様体験や、使い勝手をデザインするのが主な仕事。
現在34歳。過去にはチーム管理者やデザイン責任者、組織作りをしたこともある。だけどやっぱり「モノづくりしてる瞬間」に最高にアドレナリンが出てしまう性格だ。

「世の中に新しい価値を生み出したい。ハッとする体験によって人々に感動を与え、世界をエンパワーメントしたい。」
ワクワクが大きな原動力になる、そんな人間だ。

話は変わって「Web3」という単語を聞いたことがあるだろうか。

「最近よく聞くけど、なんか怪しそうだしよくわからない」
「金儲け的なニオイがするし、一過性のトレンドでしょ」

おそらくそんなイメージがあるWeb3。
「Web3という新しい概念が世界に登場して、ごく少数の人は信じているが、大勢の人は怪しいと思っている」状態。
これをキャズム理論に例えるのならば「iPhoneが発売された初期のイノベーターステージと同じ」と捉えられるもしれない。

そして、僕が働くガウディはまさに「今はまだキャズムを超えてないWeb3」の世界で戦っている。

ガウディでは「日頃の貢献活動がファン自体に還元されづらかったり、応援するIPの存続に直接的には貢献しづらい」といったファンの課題を、ブロックチェーン技術をベースとしたウェブ上のファンコミュニティで解決しようとしている。
もちろん、コミュニティによってファンの熱量がさらに上がり、よりIPを応援するという相乗効果は、IPにとってもプラスとなる。
主軸のサービスはファンの熱量を最大化する、Web3時代のファンプラットフォーム「Gaudiy Fanlinkというサービスだ。

ファンプラットフォーム…?
ブロックチェーン…?

今は理解しづらい単語が並ぶWeb3の世界だ。
でも、僕はガウディの目指すWeb3の世界を信じている。

なぜなら、僕自身がK-POPアイドルの大ファンであり、いちファンとして心から実現したいと思える世界だからだ。僕はTWICEの海外ツアーに参戦したこともあれば、IZ*ONEの解散コンサートではメンバーと共に涙を流したこともある。ライブの度に集めたうちわ、ペンラ、ポスターなどのグッズが家に溢れかえっている。
「日頃の貢献活動がファン自体に還元されづらかったり、応援するIPの存続に直接的には貢献しづらい」といったファンの課題は、ガウディが解決したい課題以前に、僕自身が感じている課題でもあるのだ。
ガウディにはそういった「何かしらかのIPのファン」であるメンバーがたくさん集まっている。

そんな「会社のビジョンを自分ごととして共感」しているメンバーが集まってできたチームが、今の世界にはないWeb3のアタリマエを作る挑戦を本気でしている。
しかも日本にまだないアタリマエではなく、グローバル規模で見てもまだないアタリマエだ。形になるまでには多くの時間がかかり、たくさんの失敗もするだろう。そんなハードルの高い挑戦だ。

熱いメンバーがFandomに働くガウディ


iPhoneが登場した瞬間もメールが登場した瞬間も、僕はデザイナーとしてイノベーターにはなれなかった。キャズムを超える経験をした当事者から話を聞く度に「自分もいつかキャズムを超える瞬間を作ってみたい!」と思っていた。

ようやくそのチャンスがやってきたようだ。

スマホがキャズムを超えた今の世界で、Google社のMaterial Designapple社のHuman Interface Guidelinesが、デザインのアタリマエであるように。
Web3がキャズムを超えた未来の世界でのアタリマエを、デザイナーとして作れる可能性がこのタイミングにはある。これほどワクワクすることもそうないだろう。


未来の「Web3のアタリマエ」を、デザイナーとして作りたい



ガウディに集まった仲間となら、そのアタリマエを作れる。
そう信じて僕は今日も愚直にデザインと向き合っている。






そんなガウディでは、一緒に「Web3のアタリマエ」を作る仲間を募集しています。今が面白い「イノベーターステージ」だと思うので、興味がある方はカジュアル面談から気軽にお話できるので、採用ページからご連絡いただけると嬉しいです!
一緒にWeb3におけるグローバルスタンダードなユーザー体験をつくりませんか?


Gaudiy Advent Calendar 2022、次回の記事はデザイナーのすまぴよさん(@piyojirou224)が担当します。

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