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SE時代に辛かったこと【プログラマー目線】

はじめに

私は新卒で日系大手のSIerに入社したものの、3年で挫折してしまいました。しかし、のちに転職をし、運良く現在は良い環境で楽しく働けています!

SE時代には、プログラマー業務やインフラ管理、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、ユーザー部門の立場としてのプロジェクト管理など多くの業務を経験してきました。(どれも辛かった!!)

本日はSE時代に辛かったこと【プログラマー目線】のテーマで語りたいと思います!

辛かったこと【プログラマー目線】

色々とありましたが大きくは次の4点です。

(1)設計からコーディングまでのギャップが大きい
(2)センスの差が顕著に現れる
(3)仕様変更の度にストレスが溜まる
(4)デスマーチに巻き込まれる

(1) 設計からコーディングまでのギャップが大きい

これは私がプログラム開発をしたのが新人の頃だった事にも起因してます。
初めて設計書を見た際に、分からなすぎて、頭の中で「?」が浮かびました。

ある程度経験があれば、設計書を見たらすぐに実装の方針立てできるかと思いますが、新人の私には、実装方針の引き出しが少なく、全く前に進めませんでした。さらに機能単位でメンバーがアサインされており、かつ直属の先輩、上司は別PJの現場におり、分からない事を聞けない環境でした。。
他の開発メンバーは皆別会社の方々であり、新人ながら外国でひとりぼっちの気分になった事を鮮明に覚えています。。笑

巷ではプログラミング作業は設計書に書かれたことをコーディングするだけだから、付加価値が低く、誰にでもできる作業と耳にしたことがありますが、決してそのような事はないです。しっかり難しいし、開発業務のコアだと思ってます!!

(2) センスの差が顕著に現れる

プログラミング作業はセンスの差が如実に生じると思います。
例えば同じ機能を実装するのにも、効率の良いPGを30分程度でサクッと実装できてしまう人がいる一方、効率の悪いPG(※)を2時間程度かかって、ようやく実装できるタイプの人もいると思います。
(※) 機能は実現できているものの、計算量が多かったり、余計な実行時間を要するようなPG等

私は間違いなく後者のタイプでした。勉強によってある程度上達はできますが、周りの優秀なプログラマーを見ている限り、勉強では埋まらない大きな壁を感じました。そもそも私はプログラムが向いておらず勉強をしても身につく実感はありませんでした。。

(3) 仕様変更の度にストレスが溜まる

健全な開発PJでは各工程でしっかりと要件が定まり、責任者が承認した上で、次工程に進めます。
その為、開発工程に入った後に仕様が変わる事は無いです。ただし、それは健全なPJである事が前提であり、私はそんな健全なPJをあまり見た事がありません。笑

その為、コーディングの途中で、急な仕様変更が入り、方針を変えなければならない事が多々ありました。

ただでさえ向いてないコーディング作業を頑張っているのに、その努力が水の泡です。笑
そのため、私には大きな負荷となりました。

(4) デスマーチに巻き込まれる

(3)の通り仕様変更が生じるものの、納期は顧客都合で変えられず、そのままで進められてしまうPJが世の中には多くあります。世の中そんなものだと思います。笑

また納期は変わらないものの人員も増やせなかったら最悪です。もとのメンバーが残業しまくってカバーするしか無いのです。。

私はプログラマーの立場でデスマーチに巻き込まれ、3ヶ月連続で残業60時間超えの生活を強いられ、心身ともに疲弊してしまいました。。

なお、私が入社した時はすでに働き方改革が推進されていたので、上記でもまだマシな方と聞いています。
前職の先輩方の話を聞くと、過去に土日含め、3ヶ月連続出勤した方がいたり、単月の残業時間が150時間超えた方がいたりと、闇が深かったです。

最後に

いかがだったでしょうか?
愚痴みたいになってしまいましたが、もし同じような悩みを抱えている方に共感をしていただけると嬉しいです。

今回はプログラマーの立場で辛かった事を語ってみましたが、他の目線で辛かったことについても別記事で語りたいと考えています。

長くなりましたが最後までご覧いただきありがとうございました!

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