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外国人介護人材とカルチャーマップ

【グレードアップしたカルチャーマップ】

前回のプレゼンを踏まえて、カルチャーマップのプレゼン資料をグレードアップさせました。より介護現場で活かせるカタチにするべく、EPA(経済連携協定)で来日している、ベトナム、インドネシア、フィリピンの3か国の公式データを入手し、追加しました。

さらに今後注目の南アジアで、すでに特定技能の2国間協定を締結している、パキスタンも加えました。

ベトナム・インドネシア・フィリピンはアセアンの中でも成長著しい国々として「VIP」と呼ばれています。そして、人口が1億人以上いて、今後人口ボーナスを迎える国が、インド、パキスタン、バングラディッシュ、インドネシアのイスラム4か国と、フィリピンです。

既に人口ボーナスが終了し、今後は人口が減り続け2060年には約2.5人に1人が高齢者になる日本にとって、これから人口ボーナスを迎え、しかも高齢化率が低いイスラム4カ国とフィリピンとどのような関係を築いていくか、大切なテーマになっていくかと思います。

【文化の違いを意識する】

私の場合、アメリカとフィリピンで生活をしていたため、自然と日本と各国の文化の違いを意識できました。そして、日本の文化とはどのようなものなのかを考えるきっかけにもなりました。

しかし、日本国内だけにいると、日本の文化が当たり前すぎて〝空気〟のように何も感じず、意識するのが難しいかと思います。文化の違いよりも、個人の違いの方にフォーカスされてしまうでしょう。

【異文化理解力】の本にも明記されていますが、個人個人はもちろん異なりますが、その個人を形成している〝文化〟の影響は確実に存在します。

チームケアを行う日本の介護現場では、新しく加わる海外からの仲間をよく知ることが、ケアの向上にもつながっていくかと思ます。そのためにも、カルチャーマップを使て異文化を分かりやすく、そして、楽しく理解してもらいたいと考えています。

これからどんどんカルチャーマップを使ったプレゼンの機会を増やしていき、内容の精度を高めていきます!

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