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【マッチレビュー】ブライトン vs リバプール

ご覧いただきありがとうございます。じゃっくです。
今回は22-23プレミアリーグ第20節、ブライトン vs リバプールのレビューです。

スタメン+主要スタッツ

画像:WhoScored

Score: ✅3-0
Possession: ✅60.8-39.2
Shots: ✅16-6
On Target: ✅9-2
xG: ✅1.75-1.23
xThreat: ✅1.44-1.17
Corners: ✅7-1

ビルドvプレス局面

リバプールの1stプランの問題点

リバプールはCBにまでプレスをかけていたので、”プレスでボールを奪って主導権を握りたい”という意図があったと思います。(ex: 1:52~)
しかし、かみ合わせから「中央で数的不利」となっており、3-4-1-2というカタチは最適解だったとは言えないでしょう。

クロップの修正

1stプランでしくじったクロップもハーフタイム修正を経て、ヘンダーソンを上げてチアゴの数的不利を解消しにかかりました。

それだけに、リスクを承知でプレスのギアを上げてきた後半の開始10分でブライトンが2得点できたことは流れとして最高の入りだったと思います。


ブライトンに関しては、良い意味でいつも通りでした。
その中で特に印象的だったことは裏を取る回数の多さ。「CFのポストプレーに合わせてWGが裏抜けを狙う」といったカタチが浸透しています。

プレスvビルド局面

4-1-4-1 vs 3-2-5

この日のリバプールはビルドアップ時、右肩上がりの3バック化で3-2-5(かなり流動的でしたが)。
これに合わせてブライトンも4-2-3-1から4-1-4-1化していました。

ブライトンとは対象的にこの日のリバプールのビルドは全くもってうまくいっていなかったと思います(リバポ比)。そしてその状況を自ら招いてしまった印象です。
具体的には、3-2と5が分断しており、ビルドの起点であったはずのRCBとLSBから全く展開できていなかった(大外使えない)こと。SB裏へのロングボール~2nd回収のカタチを作れなかったこと。あとGK経由のサイドチェンジができないことなどです。

CFチアゴ

前半途中からガクポとチアゴが入れ替わりチアゴが偽CF化しているシーンがぼちぼち見受けられたのが印象に残っています(ex: 17:17~)。
「チアゴがCBを引き連れてレイオフ~空いたSB=CB間をWGが狙う」というカタチは4バックのブライトンに対して非常に有効なはず。
これを踏まえると、フィルミーノ欠場は相当幸運だったと言えるでしょう….。

備忘録

トロサールの乱が起きて初めての試合。
・試合前にマクアリスターのW杯優勝を祝う時間
・コルウィルの対応(vsサラ-)が頼もしかった。GKと協力して2v1で守る素晴らしい対応(26:44)(クリップ)。あとその後のボールのかわし方もなんか好き。
・ビルドvプレス。CB→SBのパスは同サイド圧縮を食らってビルド失敗してた。定説通り。
・一点目のマーチのゴール。監督交代で出場機会減っても、ベンチから真っ先に駆けつけて最高の笑顔で出迎えるフェルトマン。最高の漢。
・めずらしいダンクの途中交代。初めて観た気すらする。イエロー貰ってたから??


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