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【マッチレビュー】クリスタルパレス vs ブライトン 「第二形成期の中で」

ご覧いただきありがとうございます。じゃっくです。
今回は22-23プレミアリーグ第23節クリスタルパレス vs ブライトンのマッチレビューです。
では早速本題へ参ります。

スタメン、主要スタッツ

ララーナ、コルウィル欠場。ファーガソン怪我明け。

Goals:1 - 1
Possession:25.8 - 74.2✅
Shots:6 - 17✅
On Target:1 - 7✅
xG:0.99 - 2.35✅
xT:0.67 - 2.69✅
Corners:1 - 6✅
Saves:✅6 - 0

WhoScored, Markstatsbot

前半

新ビルド「3-1」

BHAの3-1ビルド

パレスのプレスは4-4-1-1。まずCHを背中で消してからコースカットプレスでCBに圧をかける。オーソドックスな4-4-1-1でした。

前節の3-2-5ビルドに引き続きブライトンは新ビルドに挑戦。今節は、4-2-4を軸にして、RCHグロスがRCB脇に降りる「3-1」ビルド。前進方法は、相手2トップに対して、4 v 2を使って脇から持ち運ぶというもの。ex)2:08, 4:00, 9:20

”引き付けて疑似カウンター”ではなく、”ゆっくり押し込んでいく”寄りのスタイルであり、デゼルビっぽくないなぁと感じました。

2ndアタック:4-1-2-3

3-1ビルドからの1次攻撃でゾーン3まで押し込めなかった場合の2ndアタックとして、この4-1-2-3ビルドは使われていた印象です。ex)3:26, 4:55

4-4-2ミドルブロックへのアンサーとして素晴らしいシステムでした。

後半

ビルド変更。中央封鎖のパレス。

BHAの2-2ビルド、手詰まり。
CRYのミドルブロック。

HT明け、ブライトンはビルドの型を変えました。今度は4-2-4。第21節レスター戦やFA杯4回戦リバプール戦で見せたビルドです。ex)65:11, 67:02, 77:32

一方のパレスも、ブライトンのビルド変更に合わせてプレス変更。4-4-1-1と4-1-4-1の併用。中央封鎖の約束事に従って、相手2CHはCFとLCHで抑え、偽CFの動きにはRCHとCBで対応しました。ex)65:11, 67:02, 77:32

中央封鎖とミトマーチへのマーク徹底により、ブライトンの強みを消す素晴らしい守備だったと思います。

4-1-2-3が最適解だったのでは?

グロスを1列上げて4-1-2-3とすることによりパレスの陣形を4-4-1-1に固定。そして1トップ脇を3v1を活かしてCBが運ぶ。
こうすれば「0」だった”CB以前のフリー”が「1、うまく行けば2」に増えます。

パレスの守備も素晴しいものでしたが、自分としては「変更が仇となった」という印象です。誤審やミスからの同点などもあり、やりきれない気持ちが強いです。

備忘録

・唯一の"被枠内シュート"が失点に
・グアイタ6セーブ。素晴らしい。
VARで人為的ミス→ピニャンのゴールが取り消しに。
・パレスはビルド時CBが開きすぎてて、2枚で「限定~プレス~LB蹴らせる」まで持っていける。GKビルドでも同じ状況。
・ここ数試合、色々試してる印象。正直狙いが分からない。シーズン終盤でどうなってるかとても楽しみ。

得点者
BHA:63分、ソリーマーチ
CRY:69分、ジェームズトムキンス


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