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【郡山市】ファミリーフェスタ2023参加してきました。

お疲れ様でございます。
郡山市で要約筆記者として活動しているハナシチです。
郡山市のイベント、ファミリーフェスタにてブース参加してきました。

ファミリーフェスタって?

子どもから高齢者まで、様々な体験コーナーで遊び、楽しみながら「子育て・健康・福祉」について考えるイベントです。

郡山市ホームページより
https://www.city.koriyama.lg.jp/soshiki/63/7394.html

コロナ禍でオンライン開催を経て、3年ぶりにビッグパレットふくしまでの開催です。
要約筆記こおりやまも10年ほど前から福島県中途失聴・難聴者協会郡山支部のみなさんと共同でブース参加しています。

もちろんステージでは情報保障として活躍しています。
今回もサークル精鋭の4人が集まって会場のみなさんに文字通訳をお届けしていました。

郡山市民にはおなじみ、がくとくん・おんぷちゃん(後ろ姿)

何してたの?

要約筆記こおりやまのブースでは来場者にタイピング体験をしてもらっていました。

120字以上で連携入力、180字以上で一人入力が可能と言われています
フリーソフトのMIKAタイプでチャレンジ

ファミリーフェスタということで家族連れが多く、小さなお子様からお父さん・お母さんも挑戦していました。
職場でパソコンを使うお父さん・お母さんは自信満々に挑戦!
ローマ字がわからなくてもサークルメンバーがキーボードを指示して挑戦してもらいました。
今どきの小学生はタブレットやスマホに慣れ親しんでおり、フリック入力なら…!と悔しそうな顔を見せる子もいました。
来年はフリック入力で要約筆記体験も面白そうだなあと思いました。

同じブースで参加していた中途失聴・難聴者協会のポスター

最終的に61名の方がチャレンジしていきました!!

200文字以上の猛者が多いことに驚きです

ブースでは鳥取県米子市の要約筆記に関する動画を流していました。

YouTubeの字幕機能を使っていましたが、せっかくなので横にタブレットを置いてUDトークで文字起こししてみました。
すると男の子がタブレットに向かって話しかけていたので(使い方を理解している?!)結構興味を持ってもらえるのだと気づきました。
来年は音声認識アプリの紹介も取り入れたいなあと思います。

なかなか人に理解してもらうのは努力のいることですが、草の根運動と思って要約筆記の周知に努めたいと気持ちを新たにしました。
今回ブースに足を運んでくださったみなさまありがとうございました!!

余談

「きこえ」に困っている方の来場もありました。
見るからに高齢の男性で、いや、僕は難聴じゃないんだけど歳とともにきこえなくなってね、とのお話。
それってつまり難聴では〜〜〜〜〜?????

自分の能力が衰えていくのは年老いる人間の定めですが、受け入れ難いのも事実です。
こちらの男性の言い分もわかる。
私のおじさんも写真を見るたびに言っています。
俺こんなハゲてんのか。
ずっと前からハゲてるよ。

小さい字が読めなくなったら老眼鏡を使うように、歳を取ったら補聴器や情報保障にアクセスするにはどうしたらいいのでしょうね。
このプライドを破るものはなんだろう。

きこえに困るもののサポーターでいられるように常日頃精進して参ります。

空き時間に描いたがくとくん

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