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全日本トライアスロン宮古島大会2023

レース前

4/14(金)
宮古島へはANA直行便でレース前々日の金曜イン。預け荷物検査で決戦用チェーンオイル(Muc-off)没収😭前日にオイル注入すべきだったと後悔しながら出発🛫

宮古空港にて

今回は宿の手配から何から何まで同部屋の豪一さんにお任せ。同世代で気を遣わず、リラックスできてレースに集中できる環境。さらに没収された決戦用チェーンオイルを持っているではないか‼️感謝してもしきれません🙏
到着後、バイク組み立て、選手受付会場まで試走を兼ねてバイクで。ワクワク感が高まる。

選手登録受付会場

戻ってきてから夕食前に暑さに慣れるため30分ジョグ。少し走っただけで滝のような汗。Garmin先生曰く暑熱適応たった6%。間に合わず。。。
夜は牛&豚かつ定食+宮古ソバでカーボローディング。大満足。

同部屋の豪一さんと

4/15(土)
レース前日、スイムスタート時刻7時からスイムコースで試泳。やっぱ宮古島の海はとてつもなく美しい。ここで泳ぐ幸せをかみ締めながら約1.5km。岸に戻る際の目印を確認。意外とうねりがあり、プールで必死に練習してきた目だけ水面に上げる省エネヘッドアップが無意味な事実を受け入れる。

スイム会場

朝食は日本最南端の吉野家。牛皿大盛りをテイクアウト。これに納豆+卵2個を加えてこれまた大満足。ちなみにこの吉野家の牛は米国産ではなく地元産らしい?(by 嶺)。味は安定の美味しさ◎近くの小洒落た雑貨屋兼カフェでコーヒータイム☕️

ダルゴナコーヒーで映え映え

昼は、宿の目の前の宮古牛を使ったバーガー🍔
客も少なく店員さんが目の前に3人いるのにモバイルオーダーしか対応できず、オプション選択肢・サイドメニュー選択肢が多すぎて結構面倒くさかったが、味は絶品。おススメ。

宮古牛を使ったアボガドバーガー

その後は時間を持て余し、レース用勝負ドリンク作りなどなどレース準備。
暑い中のレースを想定して、電解質とエネルギーをしっかり摂取するために経口補水液OS1をベースにトップテン(佐藤製薬)とグランフォンドウォーター(activike)とKODA エレクトロライト ショッツ3本、最後にクエン酸を適量加えてスペシャルドリンク完成。ドリンクだけで2リットル弱、700kcal確保。コレを水分補給を兼ねて15分毎にチビチビ飲む計画。残りはジェル4本(440kcal)を45分に一本で十分のはず。

レース準備(バイク用ジェル4つ、ラン用3つ)

夜飯はレースに備えてエネルギーを蓄えるべく、ガッツリ食べられる近所の店で、、、と思ったがどこも予約で満席。3件断られた挙げ句、結局昨日の豚カツ屋さん🐽にまさかのリピート。カーボ摂取し過ぎて苦しかった。

カツカレー大盛り&宮古ソバ

4/16(日)
レース当日4時起床。レース当日の朝飯は白米に納豆&卵+冷凍ナポリタンでエネルギー満タン!の予定が昨日のカツカレー大盛りが残ってて空腹感ゼロ。何とか納豆卵ご飯を詰め込んで同じ宿の仲間達とレース会場へ。冷凍ナポリタンごめんなさい。嶺さん送迎ありがとうございました。バイクセッティングの時にようやくチームメンバーに遭遇。お互いの検討を誓い合う。

夜明け前のバイク置き場にて

ウェットスーツに着替えて、大好物KODA(カプチーノ味)を注入してスイム会場へ。

スイム編

距離3km(1.5km2周回)に対して目標は1’40/100mで50分。スイムは技術要素が大きい種目らしい。冬場にスカーリングドリルを継続してきたかいあって泳力が上がってる感覚あり。Hi-RIDGEウェットスーツもノンストレス。自分自身に期待して生意気にも前方に位置取り。スタートしてからは呼吸が苦しくない程度に練習通りのペースで。宮古島の海はなんて美しいんだ!いい感じのペーサーを見つけては少しペース上げたりなど周りを見る余裕もあり。ところがGARMIN955(500m毎に振動で知らせてくれる機能)が岸のはるか手前で3回目(1500m)を通知。結局1周目で1600m以上泳いでる。前日の試泳で定めた目標物を確認しながら泳いだのに。。。2周目も岸のはるか手前で3000mをお知らせする6回目の振動が。。。??だらけで何とかスイムアップ。

まぁまぁ真っ直ぐ泳げてる?
スイム結果サマリー

結果3350mを58分強。安定のいつも通りのタイムにがっかり。少し速くなった気がしていつも以上に期待してた自分がチョッピリ恥ずかしい🫣
全体では67位でスイムアップ。イケてると思っていた1周目が1’42/100mは残念の一言。2周目はさらに垂れてるし。。。🥲まぁ、昔は3桁台でのスイムアップが定番だったのでオッケー👌伸びしろだらけなのでオッケー👌(自分に甘い採点)

バイク編

123kmの旅。目標はave34km/h強で3時間40分切り。事前の荒川での実戦形式トレーニングでNP220w(FTP80%弱)ならランに脚が残すことができる事を確認。暑さでトレーニング時のパフォーマンスがでない可能性もあり、下限値NP210wまで許容。パワーの割にスピードが出ないのがここ数年間の悩み。去年12月のIRONMAN WAでオージーと比べてバイクが圧倒的に弱い事を痛感し、冬場は地道にバイクトレーニングのボリュームを増やしてきた。その成果発表の場だ。

愛車VentumとNEWユニフォームで爆走中

せっかくなので雄大な景色を楽しみつつも、基本はひたすらパワーメーターとにらめっこ。前半は、数選手とアップダウンの度に入れ替わりながらレースを展開。NP値220Wを超えているが、単独走になるよりマシと思いついていく。Ventumは重く登りは明らかに遅い。。。後半は、東平安名崎あたりから抜け出して単独走。暑さで垂れないようにエネルギー&水分補給ルールを順守。途中、30分毎に摂取する計画だったタブレット(1粒あたり食塩相当量380mg)が全部ぶっ飛んで若干不安がよぎったが、エネルギー&水分補給用にスペシャルドリンク2リットル積んでいるため思考をポジティブに。そしてエイドの水は全身に掛ける専門で汗で失われる電解質を最小限に。冷えてて本当に気持ち良かった。それにしても特製スペシャルドリンクは不味かった。もう少しクエン酸を加えてさっぱり味にした方がよいかも。

バイクコースは宮古島1周+α
バイク結果サマリー

総論として後半ややペースダウンしたもののおおよそ一定ペースで進めることができたので◎バイクタイム3:29:49(33位)で目標をクリア。バイクフィニッシュ段階で総合30番台にアップ。写真を見る限りエアロフォームにまだまだ改善の余地あり。伸びしろだらけでオッケー👌

ラン

最後は30km(2周回)の旅。7時にスタートしたレースもお昼どきを迎え、暑さとの勝負。目標は4'30/km設定だが、暑さを考慮して4'45/kmまで許容。とにかく垂れないように前半は抑えめに。全てのエイドで水分&スポンジ&氷を取り、背中にスポンジ、手にビニル袋に入った氷を握りしめながら淡々と。途中、ゴム紐で作ったゼッケンホールダーがゆるゆるで腰からズレ落ちて脚にまとわりついてくる。その度に何度も腰まで上げ直すストレスに限界を感じ駅伝襷掛け式に。今度は風でゼッケンが顔にペタペタまとわりついて鬱陶しいが、脚にまとわりつくよりマシ。アップダウンの多いタフなコース。事前にコース下見しておいて本当に良かった。途中、神出鬼没の順位教えてくれるおじさんや最後の坂の一番苦しい場所で仲間たちの黄色い声援を受けて最後まで垂れる事なくおおよそ一定ペースで押し切る事ができた◎

背中にはスポンジ
手には氷、ゼッケンは襷掛け
ラン結果サマリー

ランタイムは2:21:19(20位)、トータル6:57:34で総合27位。ほぼほぼ計画通りにレースが展開でき満足と共に課題が見つかり、またPDCAサイクルを回す楽しみができた。

レース後、同部屋の豪一(ウェア下げ過ぎ10位おじさん)と

冬場のトレーニングの成果を確認する事ができたので◎次のレースは6月18日のIronman Cairns。残り2ヶ月で改善出来る箇所は改善して、Ironman Distanceの距離耐性をつけていこう。

レース後のこのひと時がたまらない

最後に4年振りに開催して頂いた関係者の皆様、猛暑の中、サポートして頂いたボランティアの皆様、応援して頂いた皆様、ありがとうございました。来年は50エイジ。また出場したいです。


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