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1日8時間労働を3カ月続けてみて。収入の安定がもたらす、安心感と怠惰、現実・将来

JABです!
元は空自F2パイロット、そこから起業して6年、2020年にさらに1社共同経営して即座に手を引いて、現在は会社員をやりながら1社目の会社を経営してます。

経歴からもわかるように、人生初の会社員生活を楽しんでいるわけです。
そこから見えてきた「働く」という漠然とした(漠然としていてはいけないんだけど)生活サイクルの一部を妻や知人と話しながら考察してみました。

これから働こうと思ってる若い方々や転職を考えている方々に少しでも参考になればと思います。

起業は刺激に満ち溢れ、モチベーションも保ちやすいけど…

2社目の起業を機に北海道から関東に拠点を移しました。
同時に2社目にフルコミットしていましたが、収入は無いに等しい状況で1年間、1日15〜18時間働く生活を続けました。

刺激や希望があるからできる働き方ではあるし、環境が違えばもしかしたら続けていたかも知れません。

ただ、無収入にも限界があるのは当然のこと。

会社員に興味もあったので

これまでの人生で会社員になった経験がなく、会社を経営している立場で会社員になるっていうのは学ぶことが多いと思っていました。
(現に、数10人正規雇用してるってだけで、すごいと思います。自分の会社では考えられませんw)

経営陣の考え方も学べる、会社員の中に混ざって現場の様子も学べる。そして日本の労働者において圧倒的多数派である「会社員」を理解する

こんなチャンスは自分がまだ30代半ばの今しかチャンスはないかもしれないと思いました。
それでもこの不景気の中で就職するなんて簡単なことではないんだろうなぁとも思いましたが、ひとまず挑戦してみたらお声がけいただけて本当に運が良かったんだと。

1日8時間の労働は満足度と将来性をどこまで叶えられるか

以前にも1日8時間労働についてnoteを書いたことがあります。

この絶妙な時間設定をなんとか自分に最大限のメリットになる使い方やマネージメント方法はないかと考えていました。

結果、現在…

結構強い意志が必要。
結構強い強迫観念にも似た危機感が必要。

何事においても強い意志は必要なんですが、強い意志だけでやれたとしても「何の再現性もない」んですよね。

そもそも、その収入、その時間配分で満足できるのであればそんなことを考える必要もないんですが、、、
人は「より良く」を目指したがるので、考えるんですよねw

残業がほぼないホワイト企業だとして、労働8時間、前後の移動やら準備で2時間、合計10時間を1日に会社に費やした場合(私の場合出勤時は移動だけで5時間取られてますがw)

残りの14時間をどう使うかって選択肢しかないんですよね。睡眠時間6時間、家事育児で3時間と考えると…残りが5時間です。

休みなく脳みそフル回転させ続ければこの5時間も有効に使えるので、十分複業や自己投資に使うことができて、プラスアルファの収入や満足が得られるわけです………。

しかし、少しはダラけたいと思っちゃいますw

そう思った途端

今の収入でも全然困らない。これで十分幸せさ!

って無意識のうちに自分に言い聞かせたりしちゃってるんです。

これは、「満足している」のではなく、「満足しようとしている」って状態ないんですよね。

8時間労働でも、経営者ではなく「労働者」の立場なわけで、そこに将来の保証はないご時世だし、努力量や貢献度が自分の感覚と会社の認識が一致するとも限らない。

となると、自分の人生や家族の人生を考えたときに、何か自分でやりたいし、そういうマインドは持っていた方がいいと思うんです。

1日8時間労働して、これを叶えるには本当にシンドイんだろうなぁと思います。

今生きていけてる安心感→怠惰

自ら考えてそれを実行するのに強い意志が必要となると、なんとかして楽な方向に思考を振りたくなる。

会社に勤めると、固定的な収入にはなるし、最低限の生活は送れる程度になるので、ものすごく安心感があるんです。

(1年間無収入で長時間仕事するという経験をすると、数万円でも労働した分のお金が入るって絶大なる安心感がありますよw)

そして安心感があると、

まっ!そんなに生き急ぐことはない!ここらで一休み〜

って怠惰になってしまいそう…。
そして自分の性格上、一度これをやってしまうと、もう一度奮い立つのに相当なエネルギーを要するってわかってるんです。

だからこのnoteを書いているという面もあるw
自分への戒め!

現実・将来

実際今は生きていけても、今後どうなっていくかはわからない時代だと思ってます。

45歳で定年になるような時代になるかもしれません。

昔みたいに、「勤続年数が長いだけで給料が上がる」ということも期待できません。

話は少し飛びますが、つい最近Twitterでこんな投稿を見ました

給料上げるには転職しかなくない?
ポジション上げるには転職しかなくない?

と。

労働人口の確保を考えると、会社の上層部はその権力も相まって、席をなかなか譲らないでしょう。
そこに入っていく新卒の子、新社会人で実績がない子は絶望しかないですよね。

もちろん正当に評価してくれる会社だってあるはずです。
ただ、そういう会社に巡り合う確率もそんなに高くないから、こういうツイートになったんだろうなぁと。

現実と将来性を見るとかなり難しく、不安になるんです。

ただ、幸いに複業を解禁した企業は多い。
そして不幸にも8時間労働の中で複業はキツイ。

安定・怠惰vs将来・可能性

今の安定で満足していくか、将来の可能性を最大化するために体と心に鞭を打つか。

1日8時間労働というベースの上にこの選択がのっかているように感じるんですよね。

多分1日7時間が当たり前になるだけで、事は大きく変化すると思えてならないんですが、今は8時間労働の中で再現性の高い「将来の可能性の広げ方」を考えてみようと思います。

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