見出し画像

「駒」じゃなく「歯車」になる

JABです!!

今日は久しぶりに音楽を聞きながら仕事してます。いまだにX JAPANやHide、WANDその他のものを見てみるとSなどが一番聞き心地がいいです。

若い時に聴いていた音楽も今になって聴いてみると、少し違って聞こえたり。

ということで、最近は完全にリソース不足でやりたいことは山積みな状況が続いているHighRateですが、いずれ人を雇うフェーズがくると思います。

1社目のLINKSを起こした時からこういうことはよく考えていましたので、それをちょっと言語化してみようと思います。

なぜ会社(組織)は人を雇うのか?

なぜ雇う?

一番単純なのは「人手が欲しいから」だと思いますね。実際今人が足りなくて業務が回らない状況では当然、人を増やしたい。

これは当たり前のことなんですが、当然それ以外の視点でも考えてます。就活中の人が会社を選ぶように、会社は人を選びます。

そもそも会社は「なぜ雇う?」というところですね。

・人手が欲しい
・自分にはないスキルが必要
・次の事業を進めるアイディアが欲しい
・会社の成長には新しい視点が必要
・ブレインは多い方がいい
・経費を使いたい etc...

最後の項目は現状我が社には必要ないですねw

その他のものを改めて見てみると「自主的に考え行動すること」が前提になっている気がします。というか、そうでなければ雇っても意味がない。
人手だけが欲しければ、社員ではなくバイトでいい。言い方は悪いですが「駒」になっちゃいますね。
それでも人が欲しい時は勿論あります。主力メンバーが事業を成功させるためのリソースを残すために、誰でもできることは任せることも必要な時があります。

ただ、継続して雇用するとなると話はまた別。

当初は誰でもできるような仕事をしてもらって、その間に社風を理解したり、スキルアップしてもらったり、教育したり。
そしてそのあとはもちろん「会社の成長に必要なことを考える」ということができる人なら雇用したくなりますね。
「駒」ではなく「歯車」になる人が欲しいんです。

経営者は日々成長のために、ビジョンを達成するために仕事をしています。もちろん経理に関することだって真剣に考えています。
人を雇うことは確実に経費がかさむことになります。それでも雇うのはその人が会社にもたらすプラスの影響があると感じるからです。
人一人雇うには、その人の基本給の約3倍の収益増が必要です。(もちろん雇ったその月にそうならなきゃいけないわけじゃなく、将来的にそれに結びつくかどうかです)
そういう視点で採用はしていきたいと思ってます。

雇われるとは?

どんな状況であれ給料がいくらかは重要なファクターです。
タダ働きを喜んでやる人はいません。

私自身もし就職を考えたらまずは給料を気にすると思います。

仕事内容が楽しくて、自分の希望する金額の給料がもらえればそれが一番。
最低でも希望する金額の給料は前提条件だなぁ。

と考えていたでしょうね。

でも「楽しい」「給料がいい」、これが両立する職場なんてそう多くはないと感じてますね。

だって、会社(組織)として求めてる人材と、自分のスキルや能力が見合っていることは稀だと思うからです。

もちろん、ハイスキルでどこからも求められるような人は別だと思いますが、私くらいだと難しいんですw


雇うとは?

「ビジョンに共感」や「一緒に会社を盛り上げていく気概」は絶対に必要。(少なくともHighRateではそこを重視する)。

その時点で会社(組織)が要求するスキルや能力がなくても、これらがある人ってやっぱり期待しちゃいます。そして数年後を考えたときに、会社の利益が生まれるような期待ができれば、当初の雇用にともなう経費って目を瞑れると思ってます。(会社のその時の状況にもよるとは思いますが)

要は共に成長していける人が欲しい。そして、その働きに答えられる会社(組織)成長で、社員が納得できる給料が払えるようになることが一番大事。

そして、「この社員のために!」という経営陣のプレッシャーやら義務感やら気持ちの良い努力の姿勢がつくような採用がしたいと思います。

とはいえ、人材不足の場合はそういう採用ができるわけではありません。どうしても今人が欲しいというときは、採用の考え方は変わります。

ブレインとなる人は社員に、人的リソース不足で作業のヘルプをしてもらう人はパートやアルバイト。

これはいろんなコストやリスクを考えた上で、どうしてもそうなってしまいます。(結局上から目線かよ・・・って感じですが、仕方ないんですよ)

私はよく「駒になるか、歯車になるか」で考えています。

駒って言葉が悪かもしれませんが、「言われたことを言われた通りやる人材」です。実際会社にとってこのような人材は本当に必要です。こういう人がいないと会社も社会も回りませんから。

一方、歯車。これもパッと見あんまり良い印象をもたれないかもしれませんが、私はこれは最適な例えだと思っています。尊重すべき人材。

歯車になれる人は会社にとって欠かせない。なぜなら、一つ歯車が増えることで組織の運営は加速する。

そして加速だけでなく持続すると。


歯車(ギア)は同じ目的のために回る・回す

歯車はそのギア比によって特徴がありますよね。

ギア比が小さいと最高速度が増す。
ギア比が大きいと加速力が増す。

どちらも目的によっては必要なギアセッティング。

特徴に違いがあるにせよ、目的は同じです。前に進むために車輪を回すことですね!

そして、前に進むためには一つでもギアがなくなると空回りして推進力になりません。

これって会社でも似たようなものだと考えています。

一人ひとり特徴がある。

粘り強い人
アイディアが豊富な人
コツコツ積み上げる人

どれも適所に配置されたり、向いている業務があれば、その時最大の推進力になります。

同じ目標を持って、同じビジョンを持って、みんなで作り上げていき成長していくという気概があれば、それは会社(組織)にとっていい状況だと思います。


要は採用時にこう考える

一人ひとりのスキルや能力やモチベーションが「足し算」ではなく「掛け算」になるような、そして同じビジョンが描ける人を雇いたいですよね。

あとはHighRateみたいなスタートアップは、「ここに入る覚悟」みたいなものが必要だと思います。

最初から高い給料を払えるわけでもないので、とにかくどんな状況であれコミットしてくれるような人がとても貴重。

そのためには会社(組織)として、魅力のある事業を作って行かなきゃなぁと思います。

雇用は一方的に会社が主導権を持つわけではなく、雇われる側も選ぶわけですからね。


余談

いろいろとデザインする機会が増えてきました。紙媒体、Webなどさまざま。そして動画編集がそろそろ本格的に始まる時期です。オンライン航空祭が近いので。

制作していて思うのが、「どうやったら伝わるか」「どう表現したら飽きがこないものになるか」って考えれば考えるほどドツボにハマるな、と。

それでも楽しいからやってるんですけどねw

ということで、12月13日にオンライン航空祭第3弾「エアウェスト2020」を開催するので、お時間がある方は是非ご視聴お願いします!

https://online,samurai-tengu.com

サポートしていただけると嬉しいです!! Web関連、育児関連、ビジネス関連など情報を発信していくために使わせていただきます。