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実名、後閑(ゴカン)です。

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    調べものを雑多にまとめたマガジン。

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    思ったことそのまま書くマガジン。

最近の記事

「Z世代とメンタルヘルス」をどう語るか?~国際比較からみえる「視座」という問題点~

格差・差別・気候変動。不安定な社会の中で、世界中で重大な課題として可視化されてきた「メンタルヘルス」。こころの病気は誰であっても罹患する可能性があり、周囲と社会による支援が必要不可欠である。なかでも、「Z世代(Generation Z)」には、彼らのメンタルヘルスを脅かす大きな不安がのしかかっている。 ※「そもそもZ世代とは?」という疑問を持たれる人もいるだろう。以下に簡単な説明をつけておく。(既に知っている人は読み飛ばしてください) 「Z世代」に厳密な定義はないものの、

    • カッコ付きの「インクルーシブ」なデザインと都市公園――宮下パーク特集②

      前回の記事では、宮下パークを眺めてその雑感について書いた。その際に「デザインとダイバーシティの関係性」について感考えようと思った。特に①デザインの機能が果たすべき多様性に対する意識の薄さ②逆にデザインを使った演出としての多様性への違和感という2点が気になったので、本を参考にしながら宮下パークとの関係性からまとめてみた。 私は今まで「ダイバーシティに配慮したデザイン」と聞くと「ユニバーサルデザイン」というものがあることだけは把握していた。もう少し前にさかのぼると「バリアフリー

      • 男性誌の「恋愛幻想化」が問題を棚上げする〜『POPEYE』ガールフレンド特集から〜

        男性性を見つめ直したい。 そういう気持ちが生まれたのはいつだったかわかりませんが、自分なりに調査し、言語化することで、自分でも反芻し問い続けていきたいと考えています。自分自身で見直し、検討するための文章。稚拙ではあるけれど「語ろうとしない」男性の目線から、等身大に現代のジェンダーの様相をとらえていこうと思います。 第一弾とかなんて大げさなことは言わないけれど、まず切り口の一つ目としてしっくりくるのが「男性がもつ女性観、あるいは社会に浸透した女性観に、メディアがどう寄り添って

        • 多様性を演出しようとすること――宮下パーク特集①

          2020年8月に「グランドオープン」した、新生宮下公園「MIYASHITA PARK」を見てきた。 自分は以前の宮下公園にいったことがなく(そもそも渋谷という街はあまり好きではない)、このリニューアルに何の感慨もなかったが、その背景にある経緯からして一度自分の目で見ておかなければならないと思った。建築・デザイン・ファッション・ハイブランドなど専門的な話は何一つできないが、率直な感想を書いていく。 まず前提として、「宮下公園」の再開発はホームレスやアングラ文化に生きる人々に対

        「Z世代とメンタルヘルス」をどう語るか?~国際比較からみえる「視座」という問題点~

        • カッコ付きの「インクルーシブ」なデザインと都市公園――宮下パーク特集②

        • 男性誌の「恋愛幻想化」が問題を棚上げする〜『POPEYE』ガールフレンド特集から〜

        • 多様性を演出しようとすること――宮下パーク特集①

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