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「育メン」「父親の育児参加」っていう言葉自体が間違ってる

おそらく同じ考えの人もたくさんいるかと思います。

「育メン」っておかしいですよね?これを「いいお父さん、旦那さん」と表現すること自体おかしいんです。

じゃあ、お母さんはどうなるんですか?毎日やってることですよね?
女性がやって当然ですか?

違います。育児は夫婦が協力してやるものです。

なぜなら、子供の親はお父さんとお母さんの2人だからです。
お父さんも育児をして当然です。

家庭の状況で結果的にお母さんがメインで育児をすることはあるでしょう。
でもこれは当たり前ではないです。

お父さん(夫)はこの事に感謝すべきです。
自分が本来すべきことまで、お母さん(妻)がやってくれているんです。
これには最大限の感謝をすべきだと私は思います。

やってみないとわからない、しかも最低でも1ヶ月くらいやらないとわからない

私は妻が娘を妊娠した時に、仕事を辞めました。妻はもともと仕事をしたいと思っていたので、息子を保育園に預けて仕事をしていました。

私が仕事を辞めるまで、妻は息子をほぼほぼ一人で育てていました。私は毎日息子が起きる前に出勤して、帰ってくるのは12時過ぎという生活を送っていたためです。
だからこそ、私は妻に本当に感謝しているつもりでした。
そうです“つもり”だったんです。

本当に疲れて帰ってきた時に、「今日は本当に疲れた」と妻に言うことが多かったと思います。
今考えるとよく妻がこの言葉に怒らなかったなと思います。

週末など、家事、育児を“手伝って”(これも大間違いですが)いました。だから自分としては家事、育児が大変だということも知っているつもりでした。

でも、世のお母さん(妻)からすると、「週末家事育児したくらいで、やった気になるな!」と叫びたいことでしょう。

仕事を辞めた時から、私はメインで家事育児をする事になりました。
最初は「思ってたより楽しめるな!」という感覚でした。
それも当然です。やることなす事新鮮だからです。最初は自分の時間がなかなか作れない事に何の苦も感じません。

では1ヶ月24時間子供たちの世話と家事をやってみるとどうでしょう。

やっと本当の意味で大変さがわかりました。

子育ての大変さは“終わりがない”というところにもあるんです。
大抵のお父さんは、「週末」や「ある一定期間」の家事育児です。
月曜日には仕事に行くので家庭を離れます。
これは本当に「休憩」であり「保証された自分の時間」です。
仕事に拘束されているとはいえ、飲み物を飲みたい時にのみ、トイレに行きたい時に行き、ちょっと休みたい時に休める、これは育児中には自由にできない事たちです。

仕事に行くことが決まっている人が育児をするというのは「有限」です。

では、一般的なお母さんはどうでしょう?
そうです、期限なんてないんです。
子供が大きくなるまで、期限なく、そして自分が子供の責任を持つという重責を感じながら育児をしています。

おそらく夫がいない時の責任は全て背負っているという感じでしょう。

本当の育児の大変さはここにもあると思います。

そうです。本当に大変さを知るためには、期限なく家事育児をする必要があるんです。

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