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再現性のあるNo1とまぐれのNo1の違い 〜2.前提〜

昔、デザイナーとしてたまたま働くことになった水商売の世界。
興味津々。

強面のオーナーも、強面の店舗の社長達も、予想外にいい人でいい意味で普通の人だったw

ホストもよく出入りする事務所だった。
ホストと仲良く話した記憶はないが、オーナーと社長が話しているがよく聞こえてきた(オーナーと同じフロアで働いていたので)
会話はいたって真面目な会話。店舗を運営していくに当たって、情報共有だったり、改善案だったり、相談だったり。
見た目はホストだけどww

今までのホストの表のイメージと違った。

今、ローランド氏がメディアでも人気ではあるが、ローランド氏みたいなイメージではなく、いち店舗を運営する社長でありリーダーとしてやるべきことをやっていくみたいな感じ。

ホストからも信頼されていて一目置かれている。

ある日の日中、デザイン部隊が各ホストのファンを定着させていく一案としてブログページを開設し(もちろんオーナーの意向)、説明のために各店舗の開店前ミーティングみたいなものに参加した。

開店前に全ホストが集まり、前日の反省やそれぞれへのフィードバックや立ち回り、改善案などを発言して、その日の営業に生かすのだ。

完全に一般人のデザイン部隊は少々ビビりながら店舗に行った。

はじめに社長(大柄同い年の社長)から全体への一喝。

『女性といちゃいちゃ話せるから来たって奴は、今すぐ出て行け!』

おおおぉぉぉ、まぁこれで出ていく奴はいないのだがw
社長の前提作りだ。何のためのメンキャバなのか、お客様がどういう価値を感じてお店にくるのか、そのために何ができるのか、などなど

普通に聞き入ってしまった!めちゃ真剣だ!めちゃまともだww

一通りミーティングが終わった後、とうとうデザイン部隊がホストにブログを周知する番が来た。

どきどき。


つづく

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