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チャールズ・キーピング
私が好きなイギリスの絵本作家だ。
チャールズ・キーピング
Charles Keeping
1924-1988 / イギリス United Kingdom
ロンドンの下町、ランベスに生まれる。祖父は船乗りで、祖母とともに優れたストーリーテラーだった。働きながらリーゼントストリート工芸学校で、リトグラフ、エッチングを学ぶ。生まれ育った下町を舞台に、社会批判を込めた絵本を作った。『しあわせどおりのカナリヤ』で1967年ケイト・グリーナウェイ賞を、また『おいはぎ』で1981年にも同賞を受賞。1975年には『たそがれえきのひとびと』でBIB金のりんご賞を受賞。
チャールズ・キーピングは1988年に亡くなられているのだが、彼の絵を初めて見た時、めちゃくちゃ衝撃を受けたのを覚えている。
1998年(私が予備校生の頃)に新宿の三越美術館で『イギリス絵本の世界展』をやっていて、一人で見に行った時だ。
それまでは、いろんな展覧会やギャラリー、画集などたくさん見ていたが、こんなにも見入ることはなかった。
私が観に行っているとき、皇族の誰かもちょうど観に来ていて、取り巻きがたくさん来ていたなぁww
今までは絵本って、子供が読むものっていう感覚だったが、彼の絵は私の想像する絵本の絵の域をはるかに超えていた。
色使いや、線、構図、独特な世界観の1枚の絵の中にお話の登場人物の心理描写までが描かれている感じがして、ドキドキした。絵の前から動けなくなった。
その展覧会に数時間はいたと思う。
その時に釘付けになった絵本はコレ↓『Wasteground Circus』
彼の作品は絶版になっている為、買えるのもあったが↑コレは全然手に入らなかった。
20年以上前は今みたいにオンラインで探すこともできなかった。
たまーに古本屋で日本語版の物が売っていることがあったが、このWasteground Circusは手に入らなかった。
だがしかーし、今時代は変わった!ネットで購入できたのだ!
最近思い出して、探したら売ってるではないか!
一部のサイトでは1万とか値段をつけてるところもあったが、ちゃんとした値段で買えた。
まだ手元には届いていないが、楽しみでしかたがない。
届いたらまたnoteにしたためよう。
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