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不動産屋からの「呼び出し」は行く必要なし!

こんにちは。ジェイです。

投資用物件の問い合わせをしていると、不動産屋さんから呼び出されることがあります。

「一度、弊社にいらっしゃいませんか?詳しくお話ししたいので。」

みたいに。

このお誘いについて、わたしの考えをお伝えします。

1. 誘われても行く必要なし!

タイトルにも書いてしまってますが、まったく行く必要はありません!

超絶、時間のムダです。

不動産投資をはじめたころ、いくつかの業者にこのようなことを言われたので行ってみたのですが、まったく時間のムダでした。

わたしの例をご紹介します。


2. 呼び出し事例①

ある投資用物件を掲載している不動産屋に問い合わせたときのことです。

ジェイ「〇〇の物件ですが、詳しい情報を教えてもらませんか?」

不動産屋「その物件は売れてしまったんですよ。ところで、収益物件はいくつかお持ちなんですか?」

ジェイ「いいえ。まだ持ってません。」

不動産屋「そうですか・・・。よろしければ、弊社に一度いらっしゃいませんか? 詳しくおはなしを伺いたいので。お越しいただければ特別な物件をご紹介できます。」

「特別な物件」というのが、いかにもあやしいですよね。

紹介してくれる物件を事前にメールで送ってもらえますか?と言っても「お得意様だけに紹介できる自社物件なので弊社に来ていただかないとお見せできません」とのこと。

なぜ電話しただけの初心者にそんな物件を紹介してくれるのかナゾです。この段階であやしいなとは思ってました。

物件があるエリアは教えてくれたので、念のためその地域の相場はしらべておきました。

実際に不動産屋に行ってみると、そこで紹介されたのは築浅のワンルームマンションでした。

新築ワンルームマンションは収益性が低く、儲かりにくい物件です。

ただし銀行から融資が出やすいので初心者でも買いやすく、売る側からみれば利益をあげやすい物件なので、初心者を狙って売っている不動産屋もあります。

この話を聞いたことがあったので「これはもしや・・・」と思いました。

説明を聞いてみると値段は相場の1.2倍くらいで、収支を計算しても赤字でした。

ちょうど同じマンションの別の部屋が2件ほど売り出されていたので、割高なことはすぐにわかりました。

営業マンは「赤字なので節税できる物件です。お客様なら毎年〇万円税金が返ってきますよ。ローン返済がおわった35年後にはマンションが資産として残ります。」と言ってきました。

「節税」「資産が残る」は新築ワンルーム営業のテンプレートです。

値段が高すぎることや、物件を増やしていきたいので赤字にならない物件がほしいことを伝えました。

ネットでもっと安い物件があるからこの値段では買わないよ、ということも伝えましたが、

「掲載されている物件はほんとうに残っているのかわかりませんよ。」

というような、よくわからな理由をいろいろとつけて食い下がってきました。

最後には「じゃあ、買わないんですか!?」と少し怒ったように迫ってきました。

これは話してもラチがあかないな、と思い「買いません」と断って帰りました。

このときは予備知識がある程度あったことと、営業マンの説得がヘタクソだったので難を逃れましたが、何も知らない状態でうまく誘導されていたら買ってしまったかもしれません。

初心者のときは安易に敵地に飛び込むことは避けた方がいいです。


3. 呼び出し事例②

他の会社にも呼ばれて行ったことがあります。

わたしの年収や貯金の状況、希望の物件について一通り聞かれたあと、

「では条件に合う物件があればご連絡しますね」

と言ってあっさり帰され、その後、連絡はありませんでした。

おそらく「買えない人」と判断されたのでしょう。

以上の経験を踏まえ、初心者のときに不動産屋に出向く必要はないと思っています。

もちろん、親切に相談にのってくれる不動産屋さんもあるのでしょうが、その確率はかなり低いです。

不動産屋にいくのは、少なくとも買い付けの段階になってからでOKです。


4. おわりに

ということで、物件の情報は電話で問い合わせるだけでOKです。

出向く必要はありません。

行かないと情報をくれないと言われたら諦めましょう。

どうせ大した物件ではありません。

自分から出向くと半日くらい潰れますので、その時間があるなら別の物件を調べたり、別の不動産屋さんに問い合わせた方が生産的です。

以上、呼び出しについての注意喚起でした。

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