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ADHDとサプリメント:鉄分過剰摂取に注意

私はADHD多めのASDもちで、できれば薬は飲みたくないなと思いつつ、ストラテラを服用しています。

ADHDとサプリメントについて、ネット記事には「ADHDには、まず鉄の補給を」と、鉄分の摂取を促すものもあります。

その根拠となるのは、①ADHDの原因のひとつは、ドーパミンの機能不全であること、②ドーパミンはフェニルアラニンやチロシンから生合成され、その過程の補酵素に鉄が関与していること、が挙げられます。
特に女性は生理があるため、鉄分が不足気味ともいわれています。女性の不定愁訴も鉄分不足が原因とも言われています。

ただ、例外もあります・・・!というお話しをしようと思います。

私は最近、肝機能の調子が悪かったので、血液の精密検査を受けました。

すると、貧血でもなく、逆に、鉄の貯蔵および血清鉄濃度の維持を行う蛋白であるフェリチンの血中濃度が異常に高かったのです。

フェリチン値が高いと、体内の貯蔵鉄が多くなりすぎており、肝障害が疑われると言われました。(貧血でもフェリチンの値が高い場合もあるそうです。)

ADHDだからといって、医師の診察も無く、鉄分を摂取するのは危険ですね。内科でも血液検査で「血液検査でフェリチンの値を測ってください」というと測ってくれるそうです。(費用は別途)

ですので、自己判断で、サプリメントを摂取するのではなく、貧血かどうか、フェリチン値はどうかを確認し、医師と相談して摂取される事をお薦めします。




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