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抑えきれない感情

 ニュースや情報番組で、いろいろな事件を見ていると

「まさかあの人が」
「そんなことをするような人には見えなかった」

と、身近な関係者が思う、高学歴で高収入で何不自由ない暮らしをしているような方が刃傷沙汰を起こしていることがあります。

ちょっと考えれば、そんなことしても意味がないことはわかる。
ましてや、頭が良い人です。
違う方法でやりこめることだってできたはずです。

「抑えきれない感情」

まさに、その通りだと思います。
どんなに頭が良くても、体が丈夫であっても。
感情によって人生を棒に振ってしまうことが多々とあります。

感情って、本当に怖い。


では、感情は邪魔なものなのでしょうか?

私は過去に数年間、「感情なんて邪魔だ!」と、感情を押し殺す日々を過ごしていたことがあります。

淡々と過ぎていく時間。色も輝きも感じない毎日。

凄くつまらない日々だった。凄くつまらない人間だった。

美しいものを見て感動し、
素敵な唄を聴いて涙を流し。
家族や友達と一緒に大笑いし、
「まけるもんか!」と闘志を燃やす。

そんなことで一喜一憂する日々が、どれだけ輝いているか。

感情を素直に感じられた方が人生数倍楽しめるはずです。

じゃあ、どうすればいいのか。

まず、怖がらずに「自分がどんな感情を持っているのか」を、頭で知ることです。

一般的に、世間的に、親の言うことだから、ではなくて、『自分が』です。

しつこくて、ストーカーになるような資質を持っていたとしても、それを研究や専門の技術などに持っていければ、誰にも負けない宝になります。

戦うこと、争うこと(勝ち負け)が好きな資質を持っていたとしても、それをスポーツ(個人競技)や、ディベートに生かせられたら最強。

そして、感情に振り回された時でも、大丈夫な環境をつくっておくことができれば、安心ですよね。

全てをわかっている家族、長年の友達。
知らなくても理解しようとしてくれる人間関係。
どんな自分でも受け入れてくれる場所。

感情が癒される場所があれば
抑えられない感情がでてきても、その感情とうまく付き合えます。

私は、こういうことが楽しい。こういうことに腹が立つ。こうなると気分が良い。こうなってしまうと悔しい。

格好悪いとか、情けないとか。そういうのを抜きにして。
まず、自分の中にある感情を知り、向き合ってみる。

これ、お勧めです!

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