コード進行の基本的なルール8

前回はドレミファソラシド(Diatonic Scale)の上に出来上がるコードとその機能、機能の置き換えについてみていきました。

フルケーデンスを例に置き換えを見てみると、
C (T) - F (SD) - G (D) - C (T)
Em(T) - Dm (SD) - G (D) - Am (T)

となります。

これからは、このルール+αで曲を作る・分析していくのですが、今の世に溢れる曲は4和音以上ですし、4和音も見ていきます。
4和音のダイアトニックコードは以下になります。

スクリーンショット 2020-06-07 11.48.46

機能は変わらないです。
この中のG7に着目します。

スクリーンショット 2020-06-07 11.50.40

この中の下から2番目のシ4番目のファの音程間隔(増4度)を
トライトーン(Tritone)と呼びます。(名前はどうでもいいです)

スクリーンショット 2020-06-07 11.51.41

この音が非常に重要です。
この音がDominant の特徴を強くしているものです。
ですので、この音を持っているG7Bm7(♭5)Dominant になります。

スクリーンショット 2020-06-07 11.56.16

4和音にすると各機能の特徴が顕著に(一部、希薄に)なります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?