コード譜面の読み方6
前回は、マイナーコードの読み方を学習しました。
もう一度、復習しておくとマイナーコードとは
「メジャーコードの真ん中の音を半音下げたもの」
です。
よく例えられる例としてメジャーは明るい、マイナーは暗い、と例えられます。音の響きやイメージでコードを捉えることは非常に重要です。
子供になったつもりで「音を聞いた時の直感イメージ」ができると和音を塊のまま覚えられるので、和音の音採りが容易になります。
この考え方はEar Training などでもっと複雑なコードを把握するのに特に役に立ちます。
今回取り上げる二番目のヴァリエーションは
<オーギュメントコード>です。
<Caug>
この3和音はシーオーギュメントと呼ばれます。
音で表すと以下のようになります。(こちらもCと比較します)
いつものようにCを基準にするとメジャーコードの上の音(ソ)が半音高いことが分かると思います。
このドとソの間隔は5度なのですが、それを半音上げた音の間隔を増5度(Augumented、オーギュメント)と呼びます。なのでこのような名前がついています。
こちらもルートを変えても音程差は変わらないため、色々なルートでオーギュメントを弾いてみましょう。