コード譜面の読み方6

前回は、マイナーコードの読み方を学習しました。
もう一度、復習しておくとマイナーコードとは

「メジャーコードの真ん中の音を半音下げたもの」

です。
よく例えられる例としてメジャーは明るいマイナーは暗い、と例えられます。音の響きやイメージでコードを捉えることは非常に重要です。
子供になったつもりで「音を聞いた時の直感イメージ」ができると和音を塊のまま覚えられるので、和音の音採りが容易になります。
この考え方はEar Training などでもっと複雑なコードを把握するのに特に役に立ちます。

今回取り上げる二番目のヴァリエーションは
<オーギュメントコード>です。

<Caug>
この3和音はシーオーギュメントと呼ばれます。
音で表すと以下のようになります。(こちらもCと比較します)

スクリーンショット 2020-05-30 1.23.55

いつものようにCを基準にするとメジャーコードの上の音(ソ)が半音高いことが分かると思います。
このドとソの間隔は5度なのですが、それを半音上げた音の間隔を増5度(Augumented、オーギュメント)と呼びます。なのでこのような名前がついています。

こちらもルートを変えても音程差は変わらないため、色々なルートでオーギュメントを弾いてみましょう。

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