見出し画像

ステージパフォーマンス

一度しか見ることのできないステージを。

ライブをやる上で一番難しいことはステージングだと思います。
以前の話にもありましたが人間の情報入力は視覚が8割なので、動きのインパクトはライブを成功させる上で重要な要素です。

まず、半端な動きはインパクトが無いだけでなく素人感が出ます。
手元だけを見続けて棒立ちで演奏なんて最悪です。
ステージングに気を回せる余裕を作るためにも、スタジオリハは入念に行うべきです。
ステージの広さを最大限に活かして、ダイナミックにパフォーマンスすることがポイントです。
私はフロアやバーカウンターまで使います。
ちなみに、ウチはステージ上の移動が多いので、全てのフロアモニターを同じ設定にします。

また、いかにインパクトのある動きを見せて完璧に曲をクローズしても、MCなどで台無しになる場合もあります。
内輪ネタや賛否が分かれるネタ、バンドのイメージが崩れるネタは使わないようにしましょう。
ウチはMCしないですが、それも一つの手です。
よく聞く「前に来い」とかは禁句です。
普通に考えて、パフォーマンスが良ければお客さんは前に来ます。
私はこの類いのMC等を聞いたらだいたい外に出ます。

ステージングが激しいと確実に筋肉痛に襲われます。
いいパフォーマンスだった証拠なのですが、ライブの次の日は顧客訪問で有給休暇が取れない場合もあるので、ケアが必要です。
よく使う手段は、コンビニで売ってるザバスをステージ後に摂取することです。
少しはマシになります。気のせいかも。

昨今はYouTubeでいつでもプロのパフォーマンスを見ることができます。
楽しみながら学習できる最高の環境ですね。
我々は常に全てを利用して学習成長しているので、1年後はどんなパフォーマンスをしているのかわかりません。
今のライブは今しか見れないのです。

一期一会。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?